Sun Java System Directory Server Enterprise Edition 6.3 管理ガイド

有効な属性構文のチェック

Directory Server では、次の操作を行うときは常に、属性の完全性をチェックできます。

このチェックにより、属性値を IETF 勧告に準拠させることができます。準拠していないすべての属性は拒否され、エラーログに記録されます。ログメッセージには、当てはまる場合は接続および操作 ID が含まれます。

デフォルトでは、サーバーによって前述の操作の構文が自動的にチェックされません。構文チェックをオンにする場合は、次の手順に従います。


注 –

構文チェックはスキーマチェックとは異なります。スキーマチェックの詳細は、「スキーマ検査の管理」を参照してください。


Procedure自動構文チェックをオンにする

DSCC を使用してこのタスクを実行することはできません。次の手順に示すように、コマンド行を使用します。

  1. 自動構文チェックをオンにするには、次のコマンドを使用します。


    $ dsconf set-server-prop -h host -p port check-syntax-enabled:on