Sun Java System Directory Server Enterprise Edition 6.3 管理ガイド

Procedure確立された接続をテストすることでデータソースを監視する

このタイプの監視では、Directory Proxy Server は、各データソースへの各接続で、定期的な間隔で検索を行います。このようにして Directory Proxy Server では、閉じた接続が検出され、停止しているために接続がドロップすることがないようにします。

このタスクは DSCC を使用して実行することができます。詳細については、「Directory Service Control Center のインタフェース」および DSCC オンラインヘルプを参照してください。

  1. データソースの監視モードを proactive に設定します。


    $ dpconf set-ldap-data-source-prop -h host -p port datasource monitoring-mode:proactive
  2. 接続がドロップすることがないように Directory Proxy Server からデータソースに要求を送信するまでの時間間隔を設定します。


    $ dpconf set-ldap-data-source-prop -h host -p port datasource \
     monitoring-inactivity-timeout:time
    

    デフォルトでは、非活動タイムアウトは 120 秒です。

  3. (省略可能) 予防保守の監視を設定し、特定のユーザーとしてバインドします。


    $ dpconf set-ldap-data-source-prop ldap-data-source
    monitoring-bind-dn:uid=user-id monitoring-bind-pwd-file:password-file
    

    user-iduid=bjensen,dc=example,dc=com などの有効な dn で、password-file をパスワードを含むファイルのパスで置き換えます。

    デフォルトでは、バインドは匿名として実行されます。つまり、monitoring-bind-dn 属性と monitoring-bind-pwd 属性の両方とも none に設定されます。

  4. 「Directory Proxy Server に対する管理アラートの設定」で説明するように、データベースがオフラインまたはオンラインとして検出された場合に送信されるアラートを設定します。