サーバーの状態、レプリケーションの状態、リソース使用状況、およびそのほかの監視情報を DSCC から入手できます。
または、次のエントリに対して、検索操作を実行して、LDAP クライアントから Directory Server の現在の動作を監視できます。
cn=monitor
cn=monitor, cn=ldbm database, cn=plugins, cn=config
cn=monitor,cn=dbName ,cn=ldbm database,cn=plugins,cn=config
dbName は、監視するサフィックスのデータベース名です。匿名でバインドされているクライアントを含め、デフォルトではすべてのユーザーが各接続に関する情報を除き cn=monitor エントリを読み取れることに注意してください。
次の例は、サーバーの一般的な統計情報を表示する方法を示しています。
$ ldapsearch -h host -p port -D cn=admin,cn=Administrators,cn=config -w - \ -s base -b "cn=monitor" "(objectclass=*)"
これらのエントリで使用可能なすべての監視属性については、『Sun Java System Directory Server Enterprise Edition 6.3 Reference』の「Directory ServerMonitoring Attributes」を参照してください。
監視できるパラメータの多くは、Directory Server のパフォーマンスを反映するので、設定や調整によって影響を受けます。設定可能な各属性の詳細については、『Sun Java System Directory Server Enterprise Edition 6.3 Man Page Reference』の属性のマニュアルページを参照してください。