Sun Java System Directory Server Enterprise Edition 6.3 リリースノート

単方向の同期

回復されるデータソースが同期の送信先である場合、双方向の同期のときと同じ手順に従うことができます。

回復されるデータソースが同期のソースである場合、回復されるディレクトリソースの再読み込みには引き続き idsync resync を使用できます。Identity Synchronization for Windows の設定で、同期フローの設定を変更する必要はありません。idsync resync コマンドでは、-o Windows|Sun オプションを使用して、設定されたフローとは無関係に同期フローを設定することができます。

例として、次のシナリオを考えます。

Directory Server と Active Directory の間で、双方向の同期が設定されています。

Procedure単方向の同期を実行するには

  1. 同期を停止します。


    idsync stopsync -w - -q -
  2. Active Directory ソースを再同期します。また、変更、作成、および削除を再同期します。


    idsync resync -c -x -o Sun -l AD -w - -q -
  3. 同期を再開します。


    idsync startsync -w - -q -