Identity Synchronization for Windows では、別の作成属性または重要属性を使用して、パラメータ化されたデフォルト属性値を作成できます。
パラメータ化されたデフォルト属性値を作成するには、式文字列内の既存の作成属性または重要属性の名前の前後にパーセント記号を付けます (%attribute_name%)。たとえば、homedir=/home/%uid% や cn=%givenName% %sn% のようにします。
これらの属性値を作成した場合、次のように使用できます。
1 つの作成式で複数の属性を使用できます (cn=%givenName% %sn%)。
A=0 の場合、B はデフォルト値を 1 つだけ持つことができます。
パーセント記号を通常の文字として使用する場合は、円記号 (\\) を使用します 。たとえば diskUsage=0\\% のようにします。
循環式の置換条件を持つ式を使用しないでください。たとえば、description=%uid% を指定する場合は、uid=%description% を使用できません。
グループ同期が有効になっている場合は、次のことを確認してください。
Active Directory でサポートされる作成式は cn=%cn% です。
作成式はユーザーとグループの両方に共通であるため、作成式には、グループオブジェクトクラスに属する有効な属性名も含めます。
例: Directory Server では、属性 sn は groupofuniquenames オブジェクトクラスに属しません。したがって、グループオブジェクトでは、次の作成式は無効になります。(ただし、ユーザーオブジェクトでは正しく機能する。)
cn=%cn%.%sn%
作成式に使用される属性には、作成されるすべてのユーザー/グループエントリの値を指定します。この値をコンソールで指定できない場合は、コマンド行インタフェースを使用して指定できます。