マルチマスターレプリケーション (MMR) 環境では、Identity Synchronization for Windows によって特定の Sun ディレクトリソースに対して優先マスターおよび副マスターのサーバーを指定できます。
Directory Server は n とおりの MMR をサポートします (設定された任意の n 個のマスターでレプリケートされたデータベースを変更可能)。優先マスターでプラグインをインストールする場合、プラグインのインストール中に他のホストタイプを選択して、Directory Server インスタンスのパラメータを手動で入力する必要があります。
次の手順は、シングルサフィックスのレプリケーションを前提としています。複数のサフィックスをレプリケートしている場合は、各サーバーで並行して設定できます。つまり、各手順を繰り返して、複数のサフィックスでレプリケーションを設定できます。
シングルマスターを除くすべてのサーバーでレプリケーションマネージャーのエントリを定義します (または、すべてのサーバーでデフォルトのレプリケーションマネージャーを使用する)。
専用コンシューマのレプリカが作成されるすべてのサーバーでは、次の処理を行います。
ハブを利用する場合は、ハブのレプリカが作成されるすべてのサーバーで次の処理を行います。
マスターレプリカが作成されるすべてのサーバーでは、次の処理を行います。
すべてのサプライヤレプリカで、次の順序でレプリケーションアグリーメントを設定します。
ハブレプリカとそのコンシューマとの間のレプリケーションアグリーメントを設定します。
マルチマスターレプリケーションでは、データのオリジナルコピーを含むマスターレプリカから順にすべてのマスターを初期化します。ハブとコンシューマレプリカを初期化します。