Sun Java System Directory Server Enterprise Edition 6.3 トラブルシューティングガイド

コアコンポーネント間の SSL に関する問題のトラブルシューティング

Identity Synchronization for Windows インストールプログラムでは、コアインストール中に指定された SSL ポートが正しいかどうかは確認できません。コアインストール中に SSL ポートを正しく入力しないと、コアコンポーネントが適切に通信を行うことができなくなります。設定をはじめて保存しようとするまで、問題に気が付かない場合があります。Identity Synchronization for Windows コンソールに次の警告が表示されます。


The configuration was successfully saved,
however, the System Manager could not be
notified of the new configuration.

システムマネージャーログには次のエントリが記録されます。


[10/Nov/2003:10:24:35.137 -0600] WARNING 14
example  "Failed to connect
to the configuration directory because "Unable to connect: (-5981)
Connection refused by peer."
Will retry shortly."

これらの警告とエラーメッセージが表示された場合は、コアをアンインストールし、正しい SSL ポート番号で再度インストールします。