発生している問題の種類に関係なく、収集し、必要に応じて Sun サポートに提供しなければならない最小限のデータセットがあります。問題がトポロジ全体で発生している場合は、トポロジ内部の Directory Server または Directory Proxy Server のすべてのインスタンスについて、この汎用データを提供する必要があります。
収集する Directory Server の汎用データには、次のものを含める必要があります。
Directory Server のバージョン情報を収集します。
# install-path/bin/slapd/server/ns-slapd -D instance-dir -V |
問題が発生し始めてからの、Directory Server のアクセスログとエラーログを収集します。デフォルトでは、これらのログは次の場所にあります。
instance-dir/logs/access instance-dir/logs/errors |
関係のあるコンピュータに関する情報を提供します。これには、その IP アドレス、オペレーティングシステムのバージョン、ディスクパーティション、スワップ空間、インストール済みのパッチ、ハードディスク容量、使用されたファイルシステムが含まれます。
Directory Server 設定ファイル、 install-path/slapd-serverID/config/dse.ldif を収集します。
汎用データの収集の詳細については、『Sun Gathering Debug Data for Sun Java System Directory Server 5』の「To Collect Required Debug Data For Any Directory Server Problem」を参照してください。
汎用データには、Directory Server について収集された汎用データと、次の Directory Proxy Server 情報が含まれます。
Directory Proxy Server のバージョン情報を収集します。
# install-path/bin/dps/server/bin/ldapfwd -v |
問題が発生し始めてからの、Directory Proxy Server のアクセスログとエラーログを収集します。デフォルトでは、これらのログは次の場所にあります。
instance-dir/logs/ |
dpconf info コマンドを使用して Directory Proxy Server 設定ファイルを収集します。