Sun Java System Directory Server Enterprise Edition 6.3 トラブルシューティングガイド

応答しないプロセスに関するデータの収集

prstat ツールは、CPU の使用量をスレッドごとに示します。prstat ツールの実行と同時に pstack ユーティリティーを使用してプロセススタックを収集する場合は、pstack の出力を使って問題発生時のスレッドの動作を確認できます。prstat および pstack を同時に何度も実行していくと、問題が同じスレッドで発生していたのか、また同じ関数呼び出しで発生していたのかを確認できます。パフォーマンスが低下している場合は、コマンドを 2 秒ごとに同時実行します。パッシブハングアップまたはアクティブハングアップが発生している場合は、コマンドを多少遅らせて (たとえば 10 秒ごとに) 実行します。