Sun Java System Directory Server Enterprise Edition 6.3 トラブルシューティングガイド

スキーマの問題の解決

エラーログに含まれるメッセージからスキーマに問題があることがわかった場合は、スキーマ関連の情報をさらに収集します。サプライヤからコンシューマに変更を送信する前に、サプライヤは変更がスキーマに従っていることを確認します。エントリがスキーマに準拠していない状態で、サプライヤがこのエントリの更新を試みる場合に、ループが発生することがあります。

スキーマが原因で発生した問題を修正するには、スキーマのマスター参照として動作可能なサプライヤを 1 つ入手します。/install-path/config/schema ディレクトリの内容を取得します。次の方法で、ディレクトリを 1 つのファイルにまとめます。


# tar -cvs schema schema.tar

FTP を使用して、この tar ファイルをトポロジ内のほかのすべてのサプライヤおよびコンシューマにエクスポートします。各サーバーの /install-path/config/schema ディレクトリを削除して、マスタースキーマ参照上で作成した tar ファイルで置き換えます。