Sun Java System Directory Server Enterprise Edition 6.3 トラブルシューティングガイド

Identity Synchronization for Windows インストールに関する問題のトラブルシューティング

インストールがクリーンなマシン上で行われたことを確認します。再インストールを行い、前回のインストールが適切にアンインストールされていない場合は、エラーが発生することがあります。Identity Synchronization for Windows のアンインストールの詳細については、『Sun Java System Directory Server Enterprise Edition 6.3 Installation Guide - Ja』の第 9 章「Removing the Software」を参照してください。

コアが正しくインストールされたかどうかについては、次のディレクトリ内のログファイルを確認してください。


isw-hostname/logs/central/

コネクタのインストールに失敗したが、Identity Synchronization for Windows インストールプログラムではコネクタがインストールされているものと見なされる場合、インストールプログラムでコネクタを再インストールすることはできません。

コネクタの状態を UNINSTALLED にリセットするには、idsync resetconn コマンドを実行します。次に、コネクタを再インストールします。

ソフトウェアのアンインストール中に次のエラーが表示される場合は、/tmp にマウントされているスワップファイルのサイズを大きくする必要があります。


./runInstaller.sh
IOException while making /tmp/SolarisNativeToolkit_5.5.1_1  
executable:java.io.IOException: Not enough space java.io.IOException: Not enough space

インストール後、サブコンポーネントのすべてがインストールされていることを確認します。Directory Server と Windows NT コネクタでは、コネクタのインストール後にサブコンポーネントがインストールされる必要があります。Directory Server プラグインは、Directory Server の各レプリカにインストールする必要があります。

Directory Server は、Directory Server プラグインのインストール後に再起動する必要があります。Windows NT プライマリドメインコントローラは、Windows NT サブコンポーネントのインストール後に再起動する必要があります。