アップグレードの前に
Directory Server Enterprise Edition 6.3.1 のパッチを適用する前に、次の点を考慮する必要があります。
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ネイティブパッケージ形式の配布の場合。Directory Server Enterprise Edition 6.3.1 のパッチを適用する前に、すべての Directory Server および Directory Proxy Server インスタンス (DSCC レジストリを含む) を停止する必要があります。
サーバーインスタンスを停止せずにパッチを適用すると、次回再起動時にインスタンスがクラッシュする可能性があります。
注 –Windows では、次の dsadm コマンドは DSCC レジストリの停止に失敗します。
dsadm.exe stop C:\Program Files\Sun\JavaES5\DSEE\var\dscc6\dcc\ads
回避策として、タスクマネージャーを使用して bin_slapd.exe プロセスを強制終了し、Administrator としてログインします。これで、DSCC レジストリを正常に開始および停止できるようになります。DSCC レジストリの所有者は以前と同じで、SYSTEM です。
ネイティブパッケージ形式の配布の場合。パッチを適用して Directory Server Enterprise Edition をアップグレードしたあとは、次のコマンドを使用して Sun Web Console を再起動する必要があります。
# smcwebserver restart
ローカライズ版のコンソールを使用するには、Directory Server Enterprise Edition 6.3 コアパッチよりも先に Directory Server Enterprise Edition 6.3 ローカライズ版パッチを適用します (まだ適用していない場合)。6.3 ローカライズ版パッチを適用する前に 6.3.1 コアパッチを適用する場合は、次に示すコマンドを指定された順序で実行します。
# dsccsetup console-unreg # dsccsetup console-reg
詳細は、「Directory Server 6.3.1 の既知の問題点」のバグ 6583131 を参照してください。
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ZIP 形式の配布の場合。Directory Server Enterprise Edition 6.3.1 の ZIP 形式の配布を次の適用可能な ZIP インストール環境の 1 つに適用する前に、すべての Directory Server および Directory Proxy Server インスタンスを停止する必要があります。
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Directory Server Enterprise Edition 6.0
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Directory Server Enterprise Edition 6.1
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Directory Server Enterprise Edition 6.2
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Directory Server Enterprise Edition 6.3
dsee_deploy コマンド自体によってこのチェックが行われますが、Microsoft Windows 2000 プラットフォーム上では実行されません。詳細は、「Directory Server 6.3.1 の既知の問題点」の 6660462 を参照してください。
サーバーインスタンスを停止せずにパッチを適用すると、次回再起動時にインスタンスがクラッシュする可能性があります。
WAR ファイルを配備解除して再配備するまで、ZIP 形式のパッチの内容は Directory Service Control Center に適用されません。この要件は、「Directory Server 6.3.1 の既知の問題点」のバグ 6583131 に関連しています。
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