Sun Cluster Data Service for Siebel ガイド (Solaris OS 版)

Siebel サーバーの障害モニター

Siebel サーバーの障害モニターは、 thorough_probe_interval (秒数) の間隔で次の動作を実行します。

Siebel データベースを監視する

Siebel データベースで障害が発生すると、Siebel サーバーの状態が DEGRADED に設定されます。 Siebel データベースが改めて再起動したときに、Siebel サーバーリソースの検証機能が Siebel サーバーが動作しているかどうかを調べようとします。 このテストに失敗すると、Siebel サーバーは再起動するか、または別のノードにフェイルオーバーされます。

障害モニターはさらに、START メソッドの実行時に利用できなかった Siebel データベースが利用できるようになった時点で、Siebel サーバーを起動します。

Siebel ゲートウェイを監視する

Siebel ゲートウェイで障害が発生すると、Siebel サーバーの状態が DEGRADED に設定されます。 Siebel ゲートウェイが改めて再起動したときに、Siebel サーバーリソースの検証機能が Siebel サーバーが動作しているかどうかを調べようとします。 このテストに失敗すると、Siebel サーバーは再起動するか、または別のノードにフェイルオーバーされます。

障害モニターはさらに、START メソッドの実行時に利用できなかった Siebel ゲートウェイが利用できるようになった時点で、Siebel サーバーを起動します。

Siebel サーバーと有効なすべてのコンポーネントを監視する

Siebel サーバーで障害が発生すると、サーバーは再起動するか、または別のノードにフェイルオーバーされます。 Siebel コンポーネントのどれかで障害が発生すると、フレームワークに部分障害 (10%) が報告されます。 現在、コンポーネント障害を検出できるのは、英語版の Siebel をインストールした場合だけです。