Sun Java System Communications Services 2005Q4 リリースノート

HA 設定の用語とチェックリスト

表 3–8 で、この章の設定例で使用する変数の用語について説明します。また、Instant Messaging に合わせて HA を設定する前に、情報を収集する必要があります。設定時に、この情報を指定するように求められます。次のチェックリストを、『Sun Java System Instant Messaging 7 2005Q1 管理ガイド』の第 1 章に記載されているチェックリストと共に使用してください。

表 3–8 HA 設定のチェックリスト

例で使用される名前 

説明 

実際に指定する値 

/global/im

クラスタファイルシステムまたは HAStoragePlus で使用されるグローバルファイルシステムのマウントポイント。 

 

/local/im

HAStoragePlus を使用している場合に、共有ディスクのマウントポイントとして使用するローカルディレクトリ。 

 

im_logical_host

論理ホスト名 

 

im_logical_host_ip

論理ホストの IP アドレス (数値) 

 

im_node_1

ノード 1 FQDN

 

im_node_2

ノード 2 FQDN

 

im_resource_group

Instant Messaging リソースグループ。 

 

im_resource_group_store

Instant Messaging ストレージリソース。 

 

im_resource

Instant Messaging リソース。 

 

im_runtime_base

(im_runtime_base/db および im_runtime_base/logs を含む)

実行時ディレクトリ (データベースおよびログサブディレクトリを含む) の場所としては、グローバルな共有パーティションを選択します。次に例を示します。 

  • Instant Messaging 実行時ディレクトリ (im_runtime_base) /global/im/var/opt/SUNWiim/default (Solaris の場合)

  • デーベースサブディレクトリ (im_db_base):

    /global/im/var/opt/SUNWiim/default/db

  • ログサブディレクトリ:

    /global/ im/var/opt/SUNWiim/default/logs

実行時ディレクトリおよびデータベースとログサブディレクトリの詳細については、『Sun Java System Instant Messaging 7 2005Q1 Administration Guide』を参照してください。