personalstore.properties ファイル内のパラメータを変更して、アドレス帳ストア、企業ディレクトリ、および任意のリモートディレクトリを設定します。
表 6-4 は、personalstore.properties ファイルに格納されている設定を一覧表示しています。
表 7–4 personalstore.properties ファイルに格納されている設定
パラメータ |
デフォルト値 |
説明 |
---|---|---|
db.defaultpsrootpattern |
ldap:///piPStoreOwner=%U,o=%D,o=PiServerDb |
ユーザーの psRoot 値を動的に構成するために使用するパターンを指定します。psRoot は、ユーザーエントリが格納されている場所を特定します。 %U = ユーザーの uid ("jsmith") %D = ユーザーのドメイン ("siroe.com") %O = ドメインのもっとも重要な部分 ("siroe") |
db.xxx.class |
com.iplanet.iabs.ldap.plug.iLDAP |
プラグインを実装している Java クラスの名前を指定します。たとえば LDAP プラグインなどです。 |
db.xxx.urlmatch |
URL を次の形式で指定します。 ldap://host:port/DN このパラメータを基にして、xxx インスタンスを識別します。 この値は、defaultps.xml ファイルに格納されている「bookremoteurl」属性に対応していなければなりません。 |
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db.xxx.configpath |
このインスタンスの LDAP 情報を含む設定ディレクトリへのパスを指定します。 相対パスの場合は、このファイルからの相対位置となります。 |
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db.xxx.wildcardsearch |
ワイルドカード検索で指定される最小文字数を指定します。 |
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db.xxx.randompaging |
false |
プラグインでランダムアクセスをサポートするか、または、各ページには先頭ページからアクセスしなければならないかを指定します。 false の場合は、正しいページが得られるまで検索プロセスが続行されます。 |
db.xxx.corporatedir |
false |
企業ディレクトリの場合は、この値を true にします。 |
db.useUserPsRoot |
false |
ユーザーの psRoot 値を使用するには、この値を true に設定します。この値が false に設定されていると、defaultserver 値が使用されます。 |