Sun GlassFish Communications Server 1.5 管理ガイド

管理コンソール

管理コンソールは、ナビゲートしやすいインタフェースとオンラインヘルプを装備したブラウザベースのツールです。管理コンソール を使用するには、管理サーバー (ドメイン管理サーバーまたは DAS とも呼ばれる) が稼動している必要があります。管理コンソールを起動するには、管理サーバーのホスト名とポート番号がわかっていなければなりません。サーバーのポート番号は、Communications Server をインストールしたときに選択しています。選択していない場合は、デフォルトポートの 4848 を使用します。ユーザー名とマスターパスワードも、インストール時に指定しています。

管理コンソールを起動するには、Web ブラウザで次のように入力します。


http://hostname:port

次に例を示します。


http://kindness.sun.com:4848

管理コンソールを Communications Server がインストールされたマシンで実行する場合は、ホスト名として localhost を指定します。

Windows 環境で管理コンソールを起動するには、「スタート」メニューから「管理コンソール」を起動します。

インストールプログラムにより、domain1 という名前のデフォルト管理ドメインがデフォルトポート番号 4848 で生成されます。また、ドメイン管理サーバー (DAS) とは分離したインスタンスも作成されます。インストール後は、管理ドメインを作成して追加できます。各ドメインには、一意のポート番号を持ったドメイン管理サーバーがそれぞれ必要です。管理コンソールの URL を指定する場合は、ドメインの管理ポート番号も指定する必要があります。

DAS とは異なるサーバー上で稼動するリモートサーバーインスタンスを管理する場合は、ノードエージェントを作成し、リモートサーバーインスタンスを容易に管理できるようにします。サーバーインスタンスの作成、起動、停止、および削除は、ノードエージェントの役割です。ノードエージェントを設定するには、コマンド行インタフェース (CLI) のコマンドを使用します。