Sun GlassFish Communications Server 1.5 管理ガイド

有効化仕様プロパティー

このプロパティーは、activation-config-properties として MDB の Sun 固有の配備記述子に指定されています。リソースアダプタのすべてのプロパティーは、有効化仕様でオーバーライドできます。有効化仕様のみで使用できるプロパティーを、次の表に示します。

プロパティー名

有効な値

デフォルト値

説明

MaxPoolSize

整数 

同時メッセージ配信用のリソースアダプタによって、内部で作成されるサーバーセッションプールの最大サイズ。これは MDB オブジェクトの最大プールサイズに等しくなるべきです。 

MaxWaitTime

整数 

リソースアダプタは、その内部プールからサーバーセッションを取得するために、このプロパティーに指定された秒単位の時間を待機します。この制限を超えると、メッセージ配信が失敗します。 

SubscriptionDurability

持続性または非持続性 

非持続性 

JMS 1.1 仕様に指定されている SubscriptionDurability

SubscriptionName

 

なし 

JMS 1.1 仕様に指定されている SubscriptionName

MessageSelector

有効なメッセージセレクタ 

なし 

JMS 1.1 仕様に指定されている MessageSelector

ClientID

有効なクライアント ID 

なし 

JMS 1.1 仕様に指定されている ClientID

ConnectionFactoryJndiName

有効な JNDI 名 

なし 

JMS プロバイダで作成された接続ファクトリの JNDI 名。この接続ファクトリはリソースアダプタが接続を作成し、メッセージを受け取るために使用します。ProviderIntegrationModejndi と設定されている場合にのみ使用します。

DestinationJndiName

有効な JNDI 名 

なし 

JMS プロバイダで作成された送信先の JNDI 名。この送信先は、リソースアダプタが接続を作成し、メッセージを受け取るために使用します。ProviderIntegrationMode が jndi と設定されている場合にのみ使用します。

DestinationType

javax.jms.Queue または javax.jms.Topic

NULL 

MDB が待機する送信先のタイプ。 

DestinationProperties

コンマで区切られた名前と値のペア 

なし 

JMS クライアントの送信先の javabean プロパティー名と値を指定します。ProviderIntegrationModejavabean である場合にのみ必要です。

RedeliveryAttempts

整数 

 

MDB でメッセージによって実行時例外が発生した場合に、メッセージが配信される回数。 

RedeliveryInterval

秒単位での時間 

 

MDB でメッセージによって実行時例外が発生した場合に、配信を繰り返す間隔。 

SendBadMessagesToDMD

true/false 

False 

配信の試行回数を超えた場合に、リソースアダプタがデッドメッセージ送信先にメッセージを送信すべきかどうかを示します。 

DeadMessageDestinationJndiName

有効な JNDI 名。 

なし 

JMS プロバイダによって作成された送信先の JNDI 名。これは、デッドメッセージのターゲット送信先です。これは ProviderIntegrationModejndi の場合にのみ使用します。

DeadMessageDestinationClassName

送信先オブジェクトのクラス名。 

なし 

ProviderIntegrationModejavabean の場合に使用します。

DeadMessageDestinationProperties

コンマで区切られた名前と値のペア 

なし 

JMS クライアントの送信先の javabean プロパティー名と値を指定します。これは ProviderIntegrationModejavabean の場合のみ必要です。

ReconnectAttempts

整数 

 

例外リスナーが接続時のエラーをキャッチした場合に試行される再接続の回数。 

ReconnectInterval

秒単位での時間 

 

再接続の間隔。