Sun GlassFish Communications Server 1.5 管理ガイド

セキュリティーサービスコマンド

次のセキュリティーコマンドを使用して、コネクタ接続プールのセキュリティーマッピングを制御します。これらのコマンドは、リモートモードのみでサポートされています。

表 C–21 セキュリティーコマンド

コマンド 

定義 

create-connector-security-map

指定したコネクタ接続プールのセキュリティーマップを作成します。セキュリティーマップが存在しない場合は、新規に作成されます。また、コンテナ管理のトランザクションベースのシナリオでは、このコマンドを使用して、アプリケーションの呼び出し側アイデンティティー (主体またはユーザーグループ) を適切なエンタープライズ情報システム (EIS) の主体にマップします。1 つ以上の指定したセキュリティーマップをコネクタ接続プールに関連付けることができます。コネクタセキュリティーマップの設定では、ワイルドカード文字としてアスタリスク (*) を使用し、すべてのユーザーまたはすべてのユーザーグループを示すことができます。このコマンドを正常に実行するためには、最初にコネクタ接続プールを作成しておく必要があります。EIS は、組織のデータを保持する任意のシステムです。メインフレーム、メッセージングシステム、データベースシステム、またはアプリケーションがこれに使用できます。

delete-connector-security-map

指定したコネクタ接続プールのセキュリティーマップを削除します。 

update-connector-security-map

指定したコネクタ接続プールのセキュリティーマップを変更します。 

list-connector-security-map

指定したコネクタ接続プールに属するセキュリティーマップを一覧表示します。 

create-message-security-provider

管理者は、特定のメッセージ層 (Application Server のパラメータおよびプロパティーを指定するファイル domain.xmlmessage-security-config 要素) の provider-config サブ要素を作成できます。

delete-message-security-provide

管理者は、特定のメッセージ層 (Application Server のパラメータおよびプロパティーを指定するファイル domain.xmlmessage-security-config 要素) の provider-config サブ要素を削除できます。

list-message-security-providers

管理者は、特定のメッセージ層 (domain.xmlmessage-security-config 要素) のすべてのセキュリティーメッセージプロバイダ (provider-config サブ要素) を一覧表示できます。