Sun GlassFish Communications Server 1.5 管理ガイド

管理対象オブジェクトリソースの管理

リソースアダプタ (コネクタモジュール) にパッケージ化されている管理対象オブジェクトは、アプリケーションの特殊な機能を提供します。たとえば、管理対象オブジェクトは、リソースアダプタおよびそれに関連付けられた EIS に固有なパーサーへのアクセスを提供できます。オブジェクトは管理対象に指定することができます。つまり、管理者により設定可能です。オブジェクトを設定するには、「新しい管理オブジェクトリソース」または「管理オブジェクトリソースを編集」ページで、名前と値のプロパティーペアを追加します。管理対象オブジェクトリソースを作成するときに、その管理対象オブジェクトを JNDI 名に関連付けます。

管理対象オブジェクトリソースを作成、編集、および削除するには、管理コンソールで「リソース」、「管理オブジェクトリソース」の順にクリックします。管理対象オブジェクトリソースの管理手順の詳細については、管理コンソールのオンラインヘルプを参照してください。

Procedure管理対象オブジェクトリソースを作成する

リソースアダプタ (コネクタモジュール) にパッケージ化されている管理対象オブジェクトは、アプリケーションの特殊な機能を提供します。たとえば、管理対象オブジェクトは、リソースアダプタおよびそれに関連付けられた EIS に固有なパーサーへのアクセスを提供できます。オブジェクトは管理対象に指定することができます。つまり、管理者により設定可能です。オブジェクトを設定するには、「新しい管理オブジェクトリソース」または「管理オブジェクトリソースを編集」ページで、名前と値のプロパティーペアを追加します。管理対象オブジェクトリソースを作成するときに、その管理対象オブジェクトを JNDI 名に関連付けます。

Communications Server は、リソースアダプタを使用して JMS を実装します。作成された JMS の送信先ごとに、Communications Server は自動的に管理対象オブジェクトリソースを作成します。

  1. ツリーコンポーネントで、「リソース」ノードを展開し、次に「コネクタ」ノードを展開します。

  2. 「管理オブジェクトリソース」ノードを展開します。

  3. 「管理オブジェクトリソース」ページで、「新規」をクリックします。

  4. 「管理オブジェクトリソース」ページで、次の設定を指定します。

    1. 「JNDI 名」フィールドに、リソースを識別する一意の名前を入力します。

    2. 「リソースタイプ」フィールドに、リソースの Java タイプを入力します。

    3. 「リソースアダプタ」コンボボックスで、管理対象オブジェクトを含むリソースアダプタを選択します。

    4. 「ステータス」チェックボックスを選択または選択解除して、リソースを有効または無効にします。

    5. 名前と値のプロパティーのペアを使用して管理対象オブジェクトを設定するには、「プロパティーを追加します」をクリックします。

    6. クラスタプロファイルを使用している場合は、ページ内の「ターゲット」領域で、「利用可能」フィールドから管理対象オブジェクトを作成するドメイン、クラスタ、またはサーバーインスタンスを選択し、「追加」をクリックします。

      「選択」フィールドのドメイン、クラスタ、またはサーバーインスタンスで管理対象オブジェクトの配備を取り消すには、フィールドでドメイン、クラスタ、またはサーバーインスタンスを選択し、「削除」をクリックします。

    7. 「完了」をクリックします。

同機能を持つ asadmin コマンド

create-admin-object

Procedure管理対象オブジェクトリソースを編集する

  1. ツリーコンポーネントで、「リソース」ノードを展開し、次に「コネクタ」ノードを展開します。

  2. 「管理オブジェクトリソース」ノードを展開します。

  3. 編集する管理対象オブジェクトリソースのノードを選択します。

  4. 「管理オブジェクトリソースの編集」ページで、「管理オブジェクトリソースを作成する」の手順で指定した値を変更します。

  5. クラスタプロファイルを使用している場合は、「ターゲット」タブ付き区画で「ターゲットの管理」をクリックして、管理対象オブジェクトを配備するターゲットを編集します。

  6. 「保存」をクリックして、編集内容を適用します。

Procedure管理対象オブジェクトリソースを削除する

  1. ツリーコンポーネントで、「リソース」ノードを展開し、次に「コネクタ」ノードを展開します。

  2. 「管理オブジェクトリソース」ノードを選択します。

  3. 「管理オブジェクトリソース」ページで、削除するリソースのチェックボックスを選択します。

  4. 「削除」をクリックします。

同機能を持つ asadmin コマンド

delete-admin-object