Sun Java System Web Proxy Server 4.0.4 管理ガイド

カスタマイズされた式の作成

ACL には、カスタマイズされた式を入力できます。このオプションは、ACL ファイルの構文や構造をよく理解している場合にだけ選択してください。ACL ファイルを編集するか、カスタマイズされた式を作成する場合にだけ使用できる機能がいくつかあります。たとえば、時刻、曜日、またはその両方を基準として、サーバーへのアクセスを制限することができます。

次のカスタマイズされた式で、時刻や曜日によってアクセスを制限する方法を示します。この例では、LDAP ディレクトリに 2 つのグループが存在していることを前提としています。「regular」グループは、月曜から金曜の午前 8 時から午後 5 時までアクセスできます。「critical」グループはいつでもアクセスできます。

allow (read){(group=regular and dayofweek=”mon,tue,wed,thu,fri”);
(group=regular and (timeofday>=0800 and timeofday<=1700));(group=critical)}

有効な構文と ACL ファイルについては、第 18 章「ACL ファイルの構文」を参照してください。