Sun Java System Web Proxy Server 4.0.4 管理ガイド

クライアントによる IP アドレスの確認の許可

ネットワークのセキュリティーを維持するために、特定の IP アドレスに対してアクセスを制限する機能がクライアント側に設定されている場合があります。クライアントがこの機能を使用できるように、Proxy Server では Java IP アドレスの確認をサポートしています。このサポートにより、クライアントはリソースの取得に使用される IP アドレスを Proxy Server に照会できます。この機能が有効になっている場合、クライアントは Proxy Server による配信元サーバーの IP アドレスの送信を要求できます。Proxy Server はヘッダーに IP アドレスを添付します。クライアントが配信元サーバーの IP アドレスを取得すると、クライアントはそのあとの接続に同じ IP アドレスを使用するように明示的に指定できます。

ProcedureJava IP アドレスを確認するには

  1. サーバーマネージャーにアクセスし、「Routing」タブをクリックします。

  2. 「Check Java IP Address」リンクをクリックします。

    「Check Java IP Address」ページが表示されます。

  3. ドロップダウンリストからリソースを選択するか、「Regular Expression」ボタンをクリックして正規表現を入力し、「了解」をクリックします。

  4. Java IP アドレスの確認を有効にするか、無効にするか、またはデフォルト設定を使用します。


    注 –

    デフォルトオプションでは、より汎用的なテンプレートから、派生するデフォルト設定を使用します。つまり、正規表現に一致する短いテンプレートを使用して Java IP アドレスの確認を有効にするか、無効にするかを決定します。


  5. 「了解」をクリックします。

  6. 「Restart Required」をクリックします。

    「Apply Changes」ページが表示されます。

  7. 「Restart Proxy Server」ボタンをクリックして、変更を適用します。