Sun Java System Web Proxy Server 4.0.4 管理ガイド

HTML タグによるフィルタリング

ファイルをクライアントに渡す前にフィルタで除外する HTML タグを指定することができます。この方法によって、HTML ファイルに埋め込まれた Java アプレットや JavaScript などのオブジェクトをフィルタで除外することができます。HTML タグにフィルタをかけるには、HTML の開始タグと終了タグを指定します。これで、ファイルがクライアントに送信される前に、これらのタグで囲まれたすべてのテキストとオブジェクトが、プロキシによってブランクに置き換えられます。

元の (編集前の) ファイルをキャッシュするようにプロキシを設定すれば、プロキシによってそのリソースがキャッシュ内に保存されます。

ProcedureHTML タグをフィルタで除外するには

  1. サーバーマネージャーにアクセスし、「Filters」タブをクリックします。

  2. 「Set HTML Tag Filters」リンクをクリックします。

    「Set HTML Tag Filters」ページが表示されます。

  3. 変更するテンプレートを選択します。

    HTTP を選択するか、特定の URL (.edu ドメイン内のホストからの URL など) のみを指定したテンプレートを選択します。

  4. フィルタをかけるデフォルトの HTML タグを選択します。

    • APPLET は通常 Java アプレットを囲んでいます。

    • SCRIPT は、JavaScript コードの開始を示しています。

    • IMG インラインイメージファイルを指定しています。

  5. フィルタをかける任意の HTML タグを入力できます。

    HTML の開始タグと終了タグを入力します。

    たとえば、フォームをフィルタで除外する場合は、「Start Tag」ボックスに FORM、「End Tag」ボックスに /FORM と入力します。HTML タグでは大文字と小文字は区別されません。OBJECTIMG のように、フィルタをかけるタグに終了タグが存在しない場合、「End Tag」ボックスは空のままでかまいません。

  6. 「了解」をクリックします。

  7. 「Restart Required」をクリックします。

    「Apply Changes」ページが表示されます。

  8. 「Restart Proxy Server」ボタンをクリックして、変更を適用します。