Sun Java System Web Proxy Server 4.0.4 管理ガイド

セキュリティーに基づくアクセス制限

同じサーバーインスタンスに対して、SSL を使用する待機ソケットと SSL を使用しない待機ソケットを設定することができます。セキュリティーに基づく制限を使用すると、セキュリティー保護されたチャネルを経由して送信する必要のあるリソースを保護できます。

Procedureセキュリティーに基づきアクセスを制限するには

  1. サーバーインスタンスのサーバーマネージャーにアクセスします。

  2. 「Preferences」タブで、「Administer Access Control」リンクをクリックします。

  3. 「Select A Resource」セクションのドロップダウンリストからサーバー全体を選択し、「Edit」をクリックします。

  4. すべてのユーザーに対して読み取り権と実行権を許可する規則を作成します。

    つまり、ユーザーがファイルやディレクトリの追加、更新、または削除を行う場合にこの規則が適用されず、サーバーは一致する別の規則を検索します。

  5. すべてのユーザーに対して書き込み権と削除権を拒否する、別の規則を作成します。

  6. 「X」リンクをクリックして、カスタマイズされた式を作成します。

  7. ssl="on" と入力します。次に例を示します。


    user = "anyone" and ssl="on"
  8. 「Submit」をクリックして変更内容を保存します。

    カスタマイズされた式にエラーがあると、エラーメッセージが生成されます。修正してから、もう一度送信してください。