Sun Java System Web Proxy Server 4.0.8 管理ガイド

内部デーモンログローテーション

内部デーモンログローテーションは HTTP デーモン内で行われ、起動時にだけ設定を変更できます。サーバーの再起動を必要とせず、サーバーで内部的にログをローテーションできます。この方法でローテーションされるログは、次の形式で保存されます。

access.<YYYY><MM><DD><HHMM>

errors.<YYYY><MM><DD><HHMM>

ログファイルをローテーションし、新しいログファイルでの記録を開始する間隔として使用する時間を指定できます。たとえば、ローテーションの開始時刻が午前 0 時であれば、ローテーション間隔は 1440 分 (1 日) となり、変更を保存して適用すると、現在の時刻に関係なく新しいログファイルが直ちに作成されます。ログファイルは毎日午前 0 時にローテーションされ、アクセスログのタイムスタンプは午前 0 時になり、access.200505172400 という名前で保存されます。同様に、間隔を 240 分 (4 時間) に設定した場合、午前 0 時から 4 時間おきにログがローテーションされます。アクセスログファイルには、午前 0 時から午前 4 時まで、午前 4 時から午前 8 時まで、などというように収集された情報が保存されます。

ログローテーションが有効になっている場合、サーバーの起動時にログファイルのローテーションが開始されます。ローテーションされる最初のログファイルでは、現在時刻から次のローテーション時刻までの間の情報が収集されます。前の例を使用して、開始時刻を午前 0 時に設定し、ローテーションの間隔を 240 分に設定した場合、現在時刻が午前 6 時とすると、ローテーションされる最初のログファイルには午前 6 時から午前 8 時の間に収集された情報、次のログファイルには午前 8 時から午後 12 時 (正午) までの間に収集された情報、などというように保存されます。