Sun Java System Web Proxy Server 4.0.8 管理ガイド

ネットワーク接続モードの設定

Proxy Server のコンピュータは、ネットワークから接続または切断できます。この機能により、デモンストレーションに使用するポータブルコンピュータに簡単にプロキシをインストールできます。

プロキシがネットワークから切断されると、ドキュメントは直接キャッシュから返されます。プロキシは最新状態チェックを行わないため、ドキュメントを高速に取得できます。ただし、ドキュメントは最新の状態ではない可能性があります。キャッシュについては、第 12 章キャッシュを参照してください。

ネットワークに接続していない場合、Proxy Server がネットワークからの切断を認識し、リモートサーバーへの接続も試みないため、接続がハングすることはありません。このネットワークなしの設定は、ネットワークが停止していて、Proxy Server コンピュータは稼働している場合に使用できます。ネットワークから切断された状態でプロキシを実行した場合、結果的にアクセスするのはキャッシュ内の古いデータになります。また、ネットワークから切断されたプロキシを実行する場合、プロキシのセキュリティー機能は不要になります。

Proxy Server では、次の 4 つのネットワーク接続モードを用意しています。

ProcedureProxy Server の実行モードを変更するには

  1. サーバーマネージャーにアクセスし、「Routing」タブをクリックします。

  2. 「Set Connectivity Mode」リンクをクリックします。「Set Connectivity Mode」ページが表示されます。

  3. ドロップダウンリストからリソースを選択するか、「Regular Expression」ボタンをクリックして正規表現を入力し、「了解」をクリックします。

  4. 必要なモードを選択します。

  5. [了解]をクリックします。

  6. 「Restart Required」をクリックします。「Apply Changes」ページが表示されます。

  7. 「Restart Proxy Server」ボタンをクリックして、変更を適用します。