Sun Java System Web Proxy Server 4.0.8 管理ガイド

HTTP アクセスのリモートサーバーへの報告

Sun Java System Web Proxy Server でドキュメントがキャッシュされると、そのドキュメントには再度更新されるまでに、何度もアクセスできます。リモートサーバーの場合、プロキシにコピーを 1 つ送信し、プロキシがそれをキャッシュする動作が 1 回のアクセス、すなわち「ヒット」になります。プロキシサーバーは、指定されたドキュメントが現在の最新状態チェックから次のチェックまでの間にプロキシキャッシュからアクセスされた回数をカウントし、次回ドキュメントが更新されるときに追加 HTTP 要求ヘッダー (Cache-Info) でそのヒットカウントをリモートサーバーに送信します。このように、リモートサーバーがこの種類のヘッダーを認識するように設定されていれば、リモートサーバーはドキュメントのアクセス回数をより正確に受信できます。