Sun Java System Web Proxy Server 4.0.8 管理ガイド

ローカルホストのキャッシュ

ローカルホストから要求された URL にドメイン名が含まれていない場合、プロキシサーバーはその URL をキャッシュしません。この動作によりキャッシュの重複を避けることができます。たとえば、ユーザーがローカルサーバーから http://machine/filename.htmlhttp://machine.example.com/filename.html を要求する場合、どちらの URL もキャッシュに格納されている可能性があります。これらのファイルはローカルサーバーのファイルであるため、すばやく取得でき、キャッシュする必要がありません。

ただし、会社で複数のリモートの場所にサーバーを配置している場合、すべてのホストのドキュメントをキャッシュして、ネットワークトラフィックを減らし、ファイルへのアクセス時間を短縮することができます。

Procedureローカルホストのキャッシュを有効にするには

  1. サーバーマネージャーにアクセスし、「Caching」タブをクリックします。

  2. 「Cache Local Hosts」リンクをクリックします。

    「Cache Local Hosts」ページが表示されます。

  3. ドロップダウンリストからリソースを選択するか、「Regular Expression」ボタンをクリックして正規表現を入力し、「了解」をクリックします。

    正規表現の詳細については、第 16 章テンプレートとリソースの管理を参照してください。

  4. 「Enabled」ボタンをクリックします。

  5. [了解]をクリックします。

  6. 「Restart Required」をクリックします。

    「Apply Changes」ページが表示されます。

  7. 「Restart Proxy Server」ボタンをクリックして、変更を適用します。