MIME タイプが一致する特定のファイルをブロックするように Proxy Server を設定することができます。たとえば、Proxy Server を使用するクライアントがコンピュータウィルスをダウンロードしないように、実行可能ファイルやほかのバイナリファイルをブロックするように Proxy Server を設定できます。
Proxy Server が新しい MIME タイプをサポートするように設定するには、サーバーマネージャーで、「Preferences」>「Create/Edit MIME Types」の順に選択して、タイプを追加します。MIME タイプの作成の詳細については、「MIME タイプの作成」を参照してください。
MIME タイプのフィルタリングとテンプレートを組み合わせて、特定の URL に対しては特定の MIME タイプのみがブロックされるように設定できます。たとえば、.edu ドメインの任意のコンピュータから送られてくる実行可能ファイルをブロックすることもできます。
サーバーマネージャーにアクセスし、「Filters」タブをクリックします。
「Set MIME Filters」ページが表示されます。
MIME タイプのフィルタリングに使用するテンプレートを選択するか、サーバー全体を編集することを確認します。
「Current filter」テキストボックスには、ブロックする MIME タイプと一致する正規表現を入力できます。
たとえば、すべてのアプリケーションをフィルタで除外する場合は、正規表現に application/.* と入力します。この方法のほうが、すべてのアプリケーションタイプに対して各 MIME タイプのチェックマークを付けるよりも速く指定できます。正規表現では大文字と小文字は区別されません。正規表現の詳細については、第 16 章テンプレートとリソースの管理の「正規表現について」を参照してください。
フィルタをかける MIME タイプにチェックマークを付けます。
クライアントがブロックされたファイルにアクセスを試みると、Proxy Server から「403 Forbidden」メッセージが返されます。
[了解]をクリックします。
「Restart Required」をクリックします。
「Apply Changes」ページが表示されます。
「Restart Proxy Server」ボタンをクリックして、変更を適用します。