Sun Java System Web Proxy Server 4.0.8 管理ガイド

weekdayRange()(wd1, wd2, gmt)

weekdayRange() 関数は、月曜日から金曜日などの、特定の曜日または曜日の範囲を検出します。これは、曜日によって FindProxyForURL 関数に異なる動作をさせる場合に役立ちます。

パラメータ

wd1wd2 には、曜日を表す次のいずれかの文字列が入ります。SUN MON TUE WED THU FRI SAT

gmt には、グリニッジ標準時を表す GMT を指定するか、現地時間帯の場合は空白のままにします。

最初のパラメータ wd1 のみが必須です。wd2 または gmt、あるいはその両方とも空白のままにすることができます。

パラメータが 1 つしか指定されていない場合、関数は、パラメータの表す曜日についてのみ true の値を返します。2 つ目のパラメータとして文字列 GMT が指定された場合、時間はグリニッジ標準時と見なされ、それ以外の場合は、現地時間帯と見なされます。

wd1wd2 の両方が定義された場合、現在の曜日がこれら 2 つの曜日の間にあれば条件は true になります。両端の曜日も含まれます。この場合、パラメータの順序が重要になります。"MON", "WED" は、月曜日から水曜日までを表しますが、"WED", "MON" は水曜日から次週の月曜日までを表します。

次の文は、月曜日から金曜日までが true です (現地時間帯)。weekdayRange("MON", "FRI")

次の文は、グリニッジ標準時の月曜日から金曜日までが true です。 weekdayRange("MON", "FRI", "GMT")

次の文は、現地時間の土曜日が true です。weekdayRange("SAT")

次の文は、グリニッジ標準時の土曜日が true です。weekdayRange("SAT", "GMT")

次の文は、金曜日から月曜日までが true です (曜日の順序が重要)。 weekdayRange("FRI", "MON")