Sun Java System Web Proxy Server 4.0.8 管理ガイド

Procedureキャッシュの詳細を設定するには

  1. サーバーマネージャーにアクセスし、「Caching」タブをクリックします。

  2. 「Set Cache Specifics」リンクをクリックします。

    「Set Cache Specifics」ページが表示されます。

  3. 適切なオプションを選択して、キャッシュを有効または無効にできます。

    キャッシュはデフォルトで有効になっています。

  4. 作業ディレクトリを指定します。

    デフォルトでは、作業ディレクトリはプロキシインスタンスの下にあります。この場所は変更できます。詳細については、「キャッシュの作業ディレクトリの作成」を参照してください。

  5. パーティション設定リンクをクリックします。

    「Add/Edit Cache Partitions」ページが表示されます。新しいキャッシュのパーティションを追加したり、既存のキャッシュのパーティションを編集したりできます。キャッシュサイズは、キャッシュを増やすことができる最大のサイズです。最大キャッシュサイズは 32G バイトです。詳細については、「キャッシュサイズの設定」を参照してください。

  6. キャッシュの容量設定リンクをクリックします。

    「Set Cache Capacity」ページが表示されます。「Set Cache Capacity」ページで、キャッシュの容量を設定できます。

  7. 「Cache HTTP」を選択して、HTTP ドキュメントのキャッシュを有効にします。

    プロキシサーバーで HTTP ドキュメントのキャッシュを行うことにした場合、キャッシュ内のドキュメントの最新状態チェックを常に行うか、あるいは定期的にチェックを行うかを決定する必要があります。また、プロキシサーバーがリモートサーバーにキャッシュのヒットを報告する機能を有効または無効にできます。詳細については、「HTTP ドキュメントのキャッシュ」を参照してください。利用できるオプションは次のとおりです。

    • 「Always Check That The Document Is Up To Date」オプションを選択し、HTTP ドキュメントを常に最新の状態に保ちます。

      • 「Check Only If Last Check More Than」ドロップダウンリストから時間数を選択し、プロキシサーバーの更新間隔を指定します。最新状態チェックは、次のオプションのいずれかを使用して実行します。

        • 「Use Last-modified Factor」: 配信元のサーバーからドキュメントとともに送信される、最後に変更されたヘッダー。

        • 「Use Only Explicit Expiration Information」: プロキシサーバーは Expires ヘッダーを使用して、キャッシュエントリが新しいか古いかを判断します。

        「Never Report Accesses To Remote Server」オプションを選択し、プロキシサーバーからリモートサーバーにアクセス回数を報告しないようにします。

      • 「Report Cache Hits To Remote Server」オプションを選択し、ドキュメントへのアクセス回数を追跡し、リモートサーバーに報告します。

  8. 「Yes; Reload If Older Than」チェックボックスを選択して、キャッシュされた FTP ドキュメントの更新間隔を設定し、ドロップダウンリストから値を選択して間隔を設定します。詳細については、「FTP ドキュメントと Gopher ドキュメントのキャッシュ」を参照してください。

  9. キャッシュされた Gopher ドキュメントに更新間隔を設定できます。「Yes; Reload If Older Than」チェックボックスを選択し、ドロップダウンリストから値を選択して間隔を設定します。詳細については、「FTP ドキュメントと Gopher ドキュメントのキャッシュ」を参照してください。

  10. [了解]をクリックします。

  11. 「Restart Required」をクリックします。「Apply Changes」ページが表示されます。

  12. 「Restart Proxy Server」ボタンをクリックして、変更を適用します。