Sun Java System Web Proxy Server 4.0.8 管理ガイド

Procedure接続エントリを作成するには

  1. サーバーインスタンスのサーバーマネージャーにアクセスし、「SOCKS」タブをクリックします。

  2. 「Set SOCKS v5 Connections」リンクをクリックします。

  3. 「追加」ボタンをクリックします。

  4. 「Authentication Type」ドロップダウンリストから、このアクセス制御行が適用される認証方法を選択します。

  5. 「Connection Type」ドロップダウンリストから、この行と一致するコマンドタイプを選択します。次のコマンドタイプを選択できます。

    • Connect

      • Bind

      • UDP

      • 全項目

  6. 「Source Host Mask」フィールドに、接続制御エントリが適用されるホストの IP アドレスまたはホスト名を入力します。

    IP アドレスを入力する場合、アドレスの後にスラッシュを入力し、その後に接続元の IP アドレスに適用されるマスクを入力します。SOCKS サーバーはこのマスクを接続元の IP アドレスに適用し、有効なホストかどうかを判別します。ホストマスクのエントリには空白文字を使用しないでください。ホストマスクを入力しない場合、接続エントリはすべてのホストに適用されます。

    たとえば、「host mask」フィールドには 155.25.0.0/255.255.0.0 と入力できます。ホストの IP アドレスが 155.25.3.5 の場合、SOCKS サーバーは IP アドレスにマスクを適用して、ホストの IP アドレスが接続制御エントリの適用される IP アドレス (155.25.0.0) と一致するかを判別します。

  7. 「Port Range」フィールドに、接続制御エントリが適用される接続元コンピュータ上のポートを入力します。

    ポート範囲のエントリには空白文字を使用しないでください。ポート範囲を指定しない場合、接続エントリはすべてのポートに適用されます。

    角括弧 [ ] を使用すると範囲の開始と終了のポートを含む設定となり、丸括弧 ( ) を使用すると範囲の開始と終了のポートは除外されます。たとえば、[1000-1010] は、1000 〜 1010 までの間のすべてのポート番号を意味し、ここでは 1000 と 1010 が含まれます。一方、(1000-1010) は 1000 〜 1010 までの間のすべてのポート番号を意味しますが、ここでは 1000 と 1010 は含まれません。角括弧と丸括弧は合わせて使用することもできます。たとえば、(1000-1010] は、1000 〜 1010 までの間のすべてのポート番号を意味しますが、1000 は含まれず、1010 は含まれます。

  8. 「Destination Host Mask」フィールドに、接続エントリが適用される IP アドレスまたはホスト名を入力します。

    IP アドレスを入力する場合、アドレスの後にスラッシュを入力し、その後に受信する IP アドレスに適用されるマスクを入力します。SOCKS サーバーはこのマスクを接続先コンピュータの IP アドレスに適用し、有効な接続先ホストかどうかを判別します。ホストマスクのエントリには空白文字を使用しないでください。接続先のホストマスクを入力しない場合、接続エントリはすべてのホストに適用されます。

    たとえば、「destination host mask」フィールドには 155.25.0.0/255.255.0.0 と入力できます。接続先ホストの IP アドレスが 155.25.3.5 の場合、SOCKS サーバーは IP アドレスにマスクを適用して、接続先ホストの IP アドレスがプロキシエントリの適用される IP アドレス (155.25.0.0) と一致するかを判別します。

  9. 「Port Range」フィールドに、接続制御エントリが適用される接続先ホストコンピュータ上のポートを入力します。

    ポート範囲のエントリには空白文字を使用しないでください。ポート範囲を入力しない場合、接続エントリはすべてのポートに適用されます。


    注 –

    大部分の SOCKS アプリケーションは、バインド要求のためにポート 0 を要求します。これは、ポートの詳細が設定されていないことを意味します。したがって、バインドの接続先のポート範囲には、常に 0 を含めることをお勧めします。


    角括弧 [ ] を使用すると範囲の開始と終了のポートを含む設定となり、丸括弧 ( ) を使用すると範囲の開始と終了のポートは除外されます。たとえば、[1000-1010] は、1000 〜 1010 までの間のすべてのポート番号を意味し、ここでは 1000 と 1010 が含まれます。一方、(1000-1010) は 1000 〜 1010 までの間のすべてのポート番号を意味しますが、ここでは 1000 と 1010 は含まれません。角括弧と丸括弧は合わせて使用することもできます。たとえば、(1000-1010] は、1000 〜 1010 までの間のすべてのポート番号を意味しますが、1000 は含まれず、1010 は含まれます。

  10. 「User Group」フィールドに、アクセスを許可または拒否するグループを入力します。

    グループを指定しない場合、接続エントリはすべてのユーザーに適用されます。

  11. 「Action」ドロップダウンリストから、作成する接続のアクセスを許可するか、拒否するかを選択します。

  12. 「Insert」ドロップダウンリストから、このエントリを挿入する socks5.con ファイル内の位置を選択し、「了解」をクリックします。

    複数の接続指令が存在する可能性もあるので、これらが評価される順序を指定する必要があります。