Sun Java System Web Proxy Server 4.0.11 リリースノート

Sun Java System Web Proxy Server のリリースノート

このリリースノートには、Sun JavaTM System Web Proxy Server 4.0.11 製品 (以後「Proxy Server 4.0.11」または単に「プロキシサーバー」) がリリースされた時点で利用できる重要な情報が含まれています。ここでは、プラットフォームの概要と既知の問題について説明します。Sun 製品を使い始める前に、このドキュメントおよび関連ドキュメントをお読みください。

このリリースノートには、次の内容が含まれています。

Sun Java System Web Proxy Server リリースの拡張機能

Proxy Server の最近のリリースに含まれている拡張機能を、次に示します。:

『Performance Tuning, Sizing, and Scaling Guide』

パフォーマンスチューニング、サイジング、およびスケーリングに関するガイドが 4.0.11 で導入されました。このマニュアルには、チューニング、サイジング、およびスケーリングに関するヒントや推奨案、パフォーマンスに関する一般的な問題に対する解決策、およびスケーラビリティー研究のデータが含まれています。また、その他の構成およびプラットフォーム固有の問題についても説明します。詳細については、『Sun Java System Web Proxy Server 4.0.11 Performance Tuning, Sizing, and Scaling Guide 』を参照してください

透過プロキシ

Proxy Server 4.0 は、HTTP/1.1 接続の透過プロキシをサポートします。透過プロキシでは、クライアントの情報を取得したりクライアントを管理したりすることなしに、プロキシサーバーを使って Web 要求をインターセプトして処理します。たとえば、プロキシサーバーがアクティブになっているローカルポートに受信された TCP 接続をリダイレクトするように、ローカルネットワーク用のルーターを設定したりします。

obj.conf ファイルに含まれるプロキシサーバーの default オブジェクトに、次の指令を追加します。


NameTrans fn="host-map"

この設定を行うと、プロキシサーバーは、受信した要求の HTTP Host: ヘッダーを使って、ターゲットリモートサーバーの識別とそのサーバーへの要求のリダイレクトを行います。


注 –

HTTP Host: ヘッダーに基づいて接続を判断する透過プロキシサーバーは、アクティブなコンテンツを通じて偽造された擬似的な HTTP Host: ヘッダーによる攻撃を受けやすくなります。したがって、悪意のあるコンテンツをホストしている可能性のある Web サイトへの接続を回避できるように、適切な ACL 設定を実装する必要があります。


URL マッピング

URL マッピングが Proxy Server 4.0.8 で実装されており、これによって Proxy Server を逆プロキシとして動作させることができます。この機能によって、Proxy Server はバックエンドアプリケーションサーバー用の 1 つのフロントエンドホスト名として表示されます。要求元の URI に基づいて、バックエンドサーバーにアクセスできます。

URL マッピングの詳細については、『Sun Java System Web Proxy Server 4.0.11 Configuration File Reference』「Reverse Proxy Scenario」を参照してください。

URL マッピングで使用されるサーバーアプリケーション機能 (SAF) については、『Sun Java System Web Proxy Server 4.0.11 Configuration File Reference』「Server Application Functions (SAFs)」を参照してください。

Sun Connection への登録

管理サーバーを使用して Web Proxy Server を Sun Connection に登録できます。「REGISTER WITH SUN CONNECTION」ボタンをクリックすると、client.jnlp アプリケーションが開きます。ウィザードに従って登録を完了してください。

Web Proxy Server を Sun Connection に登録することで、次のような利点が得られます。

この機能は Solaris SPARC、x86 および Linux プラットフォームでのみサポートされています。Solaris 上でこの機能を利用する場合は、SPARC と x86 システムに SUNWservicetagr および SUNWservicetagu パッケージをインストールする必要があります。

Linux 上でこの機能を利用する場合は、sun-servicetag-1.0.0-1.0.i386.rpm をインストールするようにしてください。

サーバーの監視

Sun Java System Web Proxy Server の監視機能では、インスタンスレベルで監視可能なサーバーパラメータの詳細なリストが提供されます。

Web Proxy Administration Server では、次の操作を実行できます。

Procedureサーバーの監視

  1. 管理サーバーへアクセスします。

  2. 「Manage Servers」ページで「Instance」リンクをクリックします。

  3. 「Server Status」タブをクリックします。

  4. 「Monitor Current Activity」 タブをクリックします。

  5. サーバーの監視を行うには、「Monitor Current Activity」を Yes に設定します。

    5 秒、10 秒、15 秒の間隔でサーバーを更新して、DNSKeep-Alive Cache Server Requests、および Work Thread 接続の統計情報を表示することもできます。

組み込み DNS の解決

組み込み DNS では、デフォルト以外の名前解決をサポートしています。DNS クライアントが DNS サーバーと対話して名前解決を行います。新しい SAF dns-lookup では、DNS サーバーの IP アドレスをサーバーの引数として受信します。この IP アドレスは obj.conf ファイルに DNS ディレクティブとして追加するようにしてください。

次の例では、サーバーパラメータ内で DNS サーバーの IP が指定されています。

<object>
....
DNS fn="dns-lookup" server="170.168.10.3"
...
</object>

次の例では、複数の DNS サーバーの IP を dns-lookup-init に追加できます。これはラウンドロビンモデルで使用されます。このシナリオでは、DNS サーバーの IP を dns-lookup には追加しないでください。DNS サーバーのパラメータが dns-lookupdns-lookup-init の両方に追加された場合は、dns-lookup の引数が優先されます。

...
<Object>
...
DNS fn="dns-lookup"
....
Init fn="dns-lookup-init" servers="170.168.10.3, 170.158.10.4"
</Object>

ACL キャッシュの調整

ACLCacheMax は、ACL キャッシュ内に保存される ACL の総数の制限を設定する magnus.conf パラメータです。ACLCacheMax にはデフォルト値が存在しません。特定の制限値を設定するようにしてください。

たとえば、ACLCacheMax 16384 のように設定します。


注 –

ここで説明している ACL キャッシュは ACL ユーザーキャッシュのことではありません。パフォーマンス上の理由でキャッシュされる特定の URL に ACL が対応している場合のキャッシュを指しています。


GCAtStartupmagnus.conf パラメータで、ブール値を使用できます。デフォルト値は false です。true に設定した場合、サーバーの起動時にキャッシュガベージコレクタがガベージをクリアします。キャッシュのサイズが大きい場合は、この処理によってサーバーの起動時間が長くなります。

magnus.conf ファイルの新しいディレクティブ

この節では、magnus.conf ファイルに新しく追加されたパラメータを一覧表示します。

表 1 magnus.conf ディレクティブ

パラメータ 

有効な値 

説明 

ACLCacheMax

1

ACL キャッシュの設定可能な制限を指定します。この指令により ACL キャッシュのサイズが制限されるため、キャッシュ内に存在していればメモリーの使用率に大きく貢献するはずの古いエントリが、キャッシュから削除されます。 

FtpPoolSize

1 – 65536

FTP 接続プールのサイズを指定します。デフォルト値は 256 です。 

FtpPoolLife

1 – 65536

接続の寿命を秒単位で指定します。これは、監視スレッドによって閉じられるまでに FTP 接続がプール内で未使用の状態を保持している時間です。デフォルト値は 3600 です。 

FtpPoolMonitorThread

OFF

FTP スレッドの機能の監視に関するブール値を指定します。デフォルトは ON です。

FtpPoolMonitorLevel

0

整数値を指定します。0 に設定すると、プール監視スレッドが接続の有効/死んでいるをチェックします。 

1 に設定すると、接続に対して NOOP コマンドが送信され、応答を待機します。応答の取得に失敗すると、プールから接続が削除されます。デフォルトレベルは 1 です。

FtpPoolMonitorInterval

30 – 65536

プールの接続の監視間隔を秒単位で表す整数値を指定します。デフォルト値は 30 です。 

キャッシュの PURGE 機能

Proxy Server では PURGE 要求によって、キャッシュされた URL をクリアすることができます。要求された URL が正常に削除されると、サーバーから HTTP ステータスコード 200 (OK) を含む応答が送信されます。指定した URL がキャッシュされていない場合は、404 (Not Found) の応答が送信されます。

次の例では、サーバーは値 200 を返信しています。

bash-2.03$ telnet localhost 8088
Trying 172.9.10.1...
Connected to localhost.
Escape character is '^]'.
PURGE http://foo.com/ HTTP/1.0

HTTP/1.1 200 OK
Server: Sun-Java-System-Web-Proxy-Server/4.0
Date: Fri, 26 Oct 2007 08:15:30 GMT
Connection: close

次の例では、サーバーは値 404 を返信しています。

Connection closed by foreign host.
bash-2.03$ telnet localhost 8088
Trying 172.9.10.1...
Connected to localhost.
Escape character is '^]'.
PURGE http://foo.com/ HTTP/1.0

HTTP/1.1 404 Not Found
Server: Sun-Java-System-Web-Proxy-Server/4.0
Date: Mon, 17 Sep 2007 10:13:28 GMT
Content-length: 96
Content-type: text/html
Connection: close

IPv6 (Internet Protocol Version 6) のサポート

Proxy Server 4.0.11 を経由して IPv6 対応の Web サイトに接続できます。Proxy Server は、デフォルト (受動) モードで IPv6 の ftp 拡張もサポートします。

NSS 3.11.7 および NSPR 4.6.7 のサポート

Proxy Server 4.0.11 は、NSS (Network Security Services) 3.11.7 および NSPR (Netscape Portable Runtime) 4.6.7 をサポートしています。

変更された FTP 転送モード

Proxy Server 4.0.6 リリースから、拡張アドレス受動ポート (EPSV) モードがサポートされるようになりました。

アップグレードのサポート

Proxy Server 4.0.2 リリースからアップグレードの場合、インストーラは、既存の Proxy Server 4.0 インストールから新しいバージョンへのアップグレードをサポートしています。Java Enterprise System の Proxy Server 4.0.1 をインストールしている場合は、新しいリリースに対応するパッチをインストールする必要があります。

強化されたハードウェアアクセラレータ暗号化のサポート

Proxy Server 4.0.11 は、ハードウェアアクセラレータ SunTM Crypto Accelerator 6000 をサポートしています。これは、Proxy Server 上で SSL のパフォーマンスを向上させる暗号化アクセラレータボードです。

プラットフォームの概要

この節では、Proxy Server 4.0.11 でサポートされるプラットフォームコンポーネントに関する情報を示します。

この節では、次の内容について説明します。

プラットフォーム要件

次の表は、Proxy Server 4.0.11 プラットフォームの要件についてまとめたものです。

表 2 Proxy Server 4.0.11 のプラットフォーム要件

オペレーティングシステム  

最小メモリ  

推奨メモリ  

推奨するディスク容量*  

Sun SolarisTM 8 for SPARC®

256M バイト 

512M バイト以上 

512M バイト以上 

Sun Solaris 9 for SPARC 

256M バイト 

512M バイト以上 

512M バイト以上 

Sun Solaris 10 for SPARC 

256M バイト 

512M バイト以上 

512M バイト以上 

Sun Solaris 9 for x86 

256M バイト 

512M バイト以上 

512M バイト以上 

Sun Solaris 10 for AMD OpteronTM

256M バイト 

512M バイト以上 

512M バイト以上 

Red Hat Enterprise Linux Advanced Server 3 Update 4 

256M バイト 

512M バイト以上 

512M バイト以上 

Red Hat Enterprise Linux Advanced Server 4 Update 2 

256M バイト 

512M バイト以上 

512M バイト以上 

Red Hat Enterprise Linux Server Release 5 

256M バイト 

512M バイト以上 

512M バイト以上 

Microsoft Windows 2000 Server Service Pack 4 

256M バイト 

512M バイト以上 

512M バイト以上 

Microsoft Windows 2000 Advanced Server 

256M バイト 

512M バイト以上 

512M バイト以上 

Microsoft Windows 2003 Enterprise Edition 

256M バイト 

512M バイト以上 

512M バイト以上 

HP-UX 11i (11.11) 

256M バイト 

512M バイト以上 

512M バイト以上 

* キャッシュ容量の設定によって決まります。デフォルトのキャッシュ容量設定は 2G バイトです。

サポートされるオペレーティングシステムに Web Proxy Servers を移動または移行するために必要な措置を講じてください。

サポートするブラウザ

次の表は、Proxy Server 4.0.11 でサポートされるブラウザを一覧したものです。

ブラウザで Java を有効にする必要があります。

表 3 Proxy Server 4.0.11 でサポートされるブラウザ

ブラウザ  

バージョン  

Microsoft Internet Explorer 

6.0, 7.0 

Netscape NavigatorTM

7.1, 7.2 

MozillaTM

1.4.1, 1.7.2 

ハードウェアとソフトウェアの要件

「プラットフォーム要件」に一覧した UNIX オペレーティングシステムのメモリーおよびディスク容量の要件に加えて、システムには適切なスワップ容量も必要です。

必要なパッチ

適用可能な最新のパッチを使用して、オペレーティングシステムをアップデートすることをお勧めします。必要なパッチをプラットフォーム別に示します。

Solaris のパッチ

Solaris SPARC および x86 では、Proxy Server 4.0.11 に次のパッチレベルが必要です。

Solaris 8 (SPARC)

Solaris 9 (SPARC)

Solaris 9 (x86)

Solaris 10 SPARC

不要

Solaris 10 (x86)

Linux のパッチ

Linux では、Proxy Server 4.0.11 に次のパッチレベルが必要です。

Red Hat Enterprise Linux Advanced Server 3

Red Hat Enterprise Linux Advanced Server 4

HP-UX のパッチ

Java Out-of-Box ツールは、必要なカーネル調整可能パラメータを構成するのに使用されます。カーネルの値を変更する場合には、このツールを使用することをお勧めします。必要に応じて、次に示す調整可能パラメータが右側の値以上になるように変更してください。


注意 – 注意 –

カーネル調整可能パラメータの変更は、システムに悪影響を及ぼす可能性があります。変更内容を完全に理解していない場合は変更しないでください。


2007 年の US DST の変更の影響

米国では、3 月の第 2 日曜日にサマータイム (DST) が始まり、11 月の第 1 日曜日に終了します。これは、オペレーティングシステムの日付と時刻の規則に影響を与えます。

ログファイルに US タイムゾーンの正しい時刻が記録されており、管理サーバーがこの変更の影響を受けていないことを確認するには、次のようにすることをお勧めします。

マニュアルへのアクセス

Sun Java System Web Proxy Server 4.0.11 のマニュアルはさまざまな方法で提供されています。

障害を持つユーザー向けのアクセシビリティー機能

このメディアの公開後にリリースされているアクセシビリティー機能 (障害に配慮した機能) を入手する場合は、Sun が提供する Section 508 製品アセスメントに目を通し、アクセシビリティーソリューションを配備する上でどのバージョンが最適かを検討してください。最新バージョンのアプリケーションは http://sun.com/software/javaenterprisesystem/get.html から入手できます。

アクセシビリティー機能に対する Sun の対応については、http://sun.com/access にアクセスしてください。

修正済みの問題

この節では、次のリリースで修正された最も重要な問題について説明します。

4.0.11 で修正された問題

次の表に、Sun Java System Web Proxy Server 4.0.11 で修正された問題を示します。

表 4 Sun Java System Web Proxy Server 4.0.11 で修正された問題

ID

概要

6835885 

Proxy Server 4.0 の ftp サブシステムには、メモリー破壊やサーバークラッシュを引き起こすバグが含まれています。

6837779 

ftp 経由でディレクトリにアクセスしているときに、Proxy Sever 4.0 の ftp サブシステムでメモリーリークが発生します。

6842576 

Proxy Server 4.0 のキャッシュサブシステムはメモリー破壊を引き起こすバグを含んでおり、応答がキャッシュから取り出される場合に不完全な応答ヘッダーを返します。  

6844188 

FTP 要求に対する応答をキャッシュから取り出しているときに、メモリー破壊により Proxy Server 4.0 がクラッシュする可能性があります。

6847078 

Proxy Server 4.0 のキャッシュサブシステムは要求を処理する際に、破壊されたキャッシュファイルを特定し、そのようなファイルを処理しないようにすべきです。 

6847467 

pre-filter SAF を使用するように Proxy Server 4.0 を設定すると、サーバーがクラッシュします。

6853447 

pre-filter SAF に関連付けられたスクリプトの先頭に空行が含まれていると、Proxy Server がクラッシュします。 

6827602 

Proxy Server 4.0 の統計生成で、「Client DNS cache」 (host-to-ip)、「Host DNS cache」 (ip-to-host) の両方に対するデータが表示されるべきです。

6836430 

Proxy Server 4.0.9 で Expires ヘッダーが正しく処理されません。 

6837471 

Proxy Server 4.0.9 が Linux 上で統計ページの表示に失敗し、「500 Error」をスローします。  

6838323 

Proxy Server 4.0 で <NameTrans fn="set-variable" error="504"> を処理する際に、不正な「504 Gateway Timeout Error」が表示されます。

6838907 

Proxy Server 4.0 用の Windows Installer が、サーバーインスタンスでは 1024 未満のポート値を許可しないのに、管理サーバーでは許可します。 

6843724 

Proxy Server 4.0 のガベージコレクションで、高負荷時に競合状態が発生することがあります。 

6847488 

Proxy Server 4.0 の管理インタフェースのバグにより、「+」文字を含むテンプレート割り当ての編集が困難になっています。 

6847849 

Proxy Server 4.0 の管理インタフェースでキャッシュの「Working Directory」を変更したときに、server.xml ファイルが更新されません。

6848296 

Proxy Server 4.0 で、ACLCacheMax パラメータの使用中に認証の問題が発生します。

6849204 

Proxy Server 4.0 で、parray モジュールの問題によりメモリー破壊やサーバークラッシュが発生する可能性があります。

6849650 

MaxProcs が 1 より大きい値に設定されていると、再起動中に Proxy Server がクラッシュします。 

6853436 

「Set Cache Specifics」によるキャッシュサイズの更新中に server.xml が更新されません。

6808135 

Proxy Server 4.0.9 の管理 GUI 、管理 CLI の両方で、「Server Config Information」パネルにアクセスしているときに誤植の問題が発生します。 

6825292 

Proxy Server 4.0 の管理 GUI で、ip-dns-cache-inithost-dns-cache-init の両方のタイプの DNS キャッシュを有効化または無効化できるようにすべきです。

6840526 

Proxy Server 4.0 で parray コードの問題が発生する可能性があります。

6841509 

Proxy Server のインストール中に「Startup on Boot = yes」を選択すると、エラーが発生します。 

6843134 

自動 GC の冗長ロギングモードが必要です。 

4.0.10 で修正された問題

次の表に、Sun Java System Web Proxy Server 4.0.10 で修正された問題を示します。

表 5 Sun Java System Web Proxy Server 4.0.10 で修正された問題

ID 

概要 

6764910 

動的再構成が原因で Proxy Server 4.0 がクラッシュします。 

6783252 

Proxy Server 4.0 は、リモートサーバーによって non-cacheable としてマークされた応答に対し、キャッシュ完了ステータスを表示すべきです。

6793247 

Proxy Server が HTTP 要求ヘッダー内のキャッシュ指令を無視できるようにすべきです。 

6559322 

Proxy Server は、32G バイトを超える大きなサイズの Web プロキシキャッシュをサポートする必要があります。 

6773378 

URL フィルタリングで相対 URL を指定できるようにする必要があります。そうすれば、URL フィルタリングと負荷分散を併用しやすくなります。 

6781954 

Cookie の指定に使用される、URL マッピング機能の passthru-cookies パラメータが正しく機能しない場合が、ごくまれにあります。

6785653 

プロキシ認証を含む POST の送信前に認証が行われていなかった場合、その POST が 407 エラーで失敗します。  

6789769 

URL フィルタ機能で CONNECT 要求が考慮されません。

6791870 

Proxy Server の管理インタフェースで、同じ宛先への逆マッピングを複数作成することができません。 

6798154 

空白と単一引用符を含む特定の url 構文が、Proxy Emulator によって正しく変換されません。

6804616 

Proxy Server 4.0.10 は次の機能をサポートします - HTTP/1.1 要求に対する透過プロキシのサポート。  

6803379 

Sun Java System Web Proxy Server 4.0.9 のパッチ 120983–16 とそれより前のバージョンは、RHEL 3.0、4.0、および 5.0 のサポートを提供します。  

6796045 

Proxy Server の管理インタフェースで、監視機能の DNS キャッシュ情報が適切に更新されるべきです。 

6754044 

Windows マシンで Proxy Server のアップグレードが失敗します。なぜなら、Windows マシンでは、Proxy Server 4.0 のインストールは 1 つしか存在できないからです。  

6781259 

Proxy Server のインストールウィザードで Java のバージョン情報が更新されません。 

6820625 

url で引用符のあとに空白が存在していると、URL の書き換えが失敗します。

6820622 

without-lastmod が有効になっている場合に、Proxy Server が不正な If-modified-since: 要求ヘッダーを挿入します。

6817164 

cbuild に、-R オプションの適切なヘルプメッセージを含めるべきです。

6816997 

Proxy Server 4.0 の map SAF の HTTP リダイレクト機能に問題があります。

6812802 

HPUX 上で「Activate Statistics/Profiling」を有効にしても、DNS に関するプロキシ統計が表示されません。

6805450 

DHML アプリケーションの使用中に Web Proxy Emulator で問題が発生します。 

4.0.9 で修正された問題

次の表に、Sun Java System Web Proxy Server 4.0.9 で修正された問題を示します。

表 6 Sun Java System Web Proxy Server 4.0.9 で修正された問題

ID 

概要 

6712042 

Proxy Server 4.0 の cache_filter_remove 機能でインスタンスがハングアップします。

6713723 

Proxy Server 4.0 で、キャッシュのパーティションとセクションの .size ファイルに正確な値が表示されない場合があります。

6715885 

Proxy Server 4.0 でキャッシュのロックファイルの問題に関するログのエラーメッセージがレポートされました。 

6715891 

Proxy Server 4.0 で CONNECT 要求のために作成されたテンプレートが正常に機能しません。

6721344 

Proxy Server 4.0 にクライアントヘッダーを書き換えるための機能を実装するべきです。 

6722629 

Proxy Server 4.0 が PORT モードで構成される場合、FTP サブシステムでファイル記述子がリークします。

6722646 

Proxy Server 4.0 で HTTP の部分応答の処理中に、キャッシュサブシステムでファイル記述子がリークします。  

6723344 

Proxy Server 4.0 の起動時に、キャッシュ統計情報収集ロジックが完全なキャッシュトラバーサルを実行します。これが何度も実行されることが原因で、サーバーの起動が遅くなります。  

6725741 

Proxy Server 4.0 の管理インタフェースの統計またはプロファイルの機能を無効にできません。 

6727215 

Proxy Server 4.0 のアクセスログで、大きい負の値が xfer-time に存在します。

6728447 

Proxy Server 4.0.7 では、URI にバックスラッシュの付いたクエリーストリングが含まれる場合には、ダイジェスト認証は ACL ファイルを処理していました。  

6735228 

Proxy Server 4.0 のキャッシュサブシステムで、特定の状況下でファイル記述子がリークします。 

6739585 

Proxy Server 4.0 で現在のキャッシュサイズを確認するための、より早い方法が必要です。  

6740248 

Proxy Server 4.0.7 で、管理 GUI の「Processes」と「Listen Queue Size」にデフォルト値ではなく NULL が表示されます。

674126 

Proxy Server 4.0 のキャッシュサブシステムで性能最適化が必要です。  

6745095 

Proxy Server 4.0 はヘッダー名にスペースが埋め込まれた HTTP 応答を許容するべきです。  

6745170 

Proxy Server 4.0 は RHEL5 上でもサポートされるべきです。 

6746138 

Proxy Server 4.0 は HTTP 要求のボディーを書き換える機能を実装するべきです。  

6747928 

Proxy Server 4.0 を経由する FTP 要求に ftp://user:password@server などの @ 記号を含むパスワードがあると不正な応答が生成されます。

6750791 

ACL サブシステムに問題があるため、Proxy Server 4.0.7 がロード中にクラッシュします。  

6759153 

URL のマッピングサブシステムに問題があるため、Proxy Server 4.0.8 がクラッシュします。 

6762346 

Proxy Server 4.0 で cache-control ヘッダーが適切に処理されません。

6768244 

Proxy Server 4.0 でチャネルのプールロジックが正常に機能しないため、サービスが利用できなくなります。また、メモリーリークの可能性があります。 

6275141 

Proxy Server 4.0 でファイルキャッシュ機能が実装されていません。 

6767688 

Proxy Server 4.0 で cache-control 指令の「only-if-cached」をサポートするべきです。

6767691 

Proxy Server 4.0 で cache-control 拡張の「stale-while-revalidate」をサポートするべきです。

4.0.8 で修正された問題

次の表に、Sun Java System Web Proxy Server 4.0.8 で修正された問題を示します。

表 7 Sun Java System Web Proxy Server 4.0.8 で修正された問題

ID 

概要 

6648112  

Proxy Server 4.0.6 と 4.0.7 には EPSV FTP 転送モードを無効にする方法が用意されていません。 

6655221  

Proxy Socks Server 4.x. 上でアイドル接続のための最大タイムアウトを長くしてください。 

6660265  

flexanlg/dpstats ログアナライザが大きなアクセスログファイルを処理できません。

6260814 

Proxy Server 4.0 で、より一層具体的なオブジェクトのブロック/フォワード IP 文字が正しく適用されません。 

6664392 

Proxy Server 4.0 で、vary ヘッダーが適切に処理されません。

6664646 

Proxy Server 4.0 で、via ヘッダーが適切に処理されません。

6670738 

Proxy Server 4.0 の FTP サブシステムで「CPU の利用率が高い」問題が発生する可能性があります。 

6688600 

Proxy Server 4.0.7 管理 GUI の「Caching」の「Schedule Garbage Collection」ページを使用すると、amserver.xml に追加されます。

6692494  

Proxy Server 4.0 でクライアントへの書き込みに失敗したときに、キャッシュファイルが開いていないときでもキャッシュフィルタによってマスクされます。 

6692495 

Proxy Server 4.0 がガベージコレクション/キャッシュ反復コード中にクラッシュすることがあります。 

6695257 

URL マッピング機能を統合します。 

6707473 

FTP Proxy Server に、ヒープベースのバッファーオーバーフローが存在します。 

6708838 

Proxy Server 4.0 で JDK 1.5 にアップグレードしてください。 

6708842 

Proxy Server 4.0 の遠隔測定機能。 

6711396 

顧客ログファイル内の dpstats ダンプコア。

6454382  

逆プロキシは、set-cookie で Cookie domain 値の変更を許可すべきです。

4.0.7 で修正された問題

次の表に、Sun Java System Web Proxy Server 4.0.7 で修正された問題を示します。

表 8 Sun Java System Web Proxy Server 4.0.7 で修正された問題

ID 

概要 

6729343 

サーバーの実行中に Windows 2003 上で Proxy Server 4.0.7 にアップグレードすると失敗します。 

サーバーを停止せずに Windows 上で Proxy Server 4.0.6 から Proxy Server 4.0.7 にアップグレードすると、エラーによって処理に失敗します。 

サーバーを停止してからアップグレードすれば、アップグレードが正常に実行されます。 

6261401  

URL フィルタファイルは、conf_bk ディレクトリではなく config ディレクトリの下に作成されるべきです。

6590476 

FTP サブシステムが古い接続を正しく閉じません。 

6591980 

URL フィルタの所有権がサーバーインスタンスユーザーの所有者に設定されません。 

6592079 

バックアップファイルが間違った所有権で作成されています。 

6594729 

HTTP7756: 無効なレスポンスヘッダーを受信するが、ファイルがクライアントに提供されます。

6595773 

Proxy Server 4.0.5 の FTP に不正なディレクトリリストが表示されます。  

6596860 

プールされた FTP 接続がリセットパケットを受信したら、Proxy Server は正しい応答を返すべきです。 

6599212 

無効な接続のための FTP 接続プールを監視する専用のスレッドが追加されます。 

6600193 

Proxy-Agent ヘッダーが動作しません。 

6602044 

ページを何度も再読み込みする間に、不正な FTP 応答が発生します。 

6602049 

ファイルアイコンやフォルダアイコンなどの internal オブジェクトに対する FTP 要求の処理を改善する必要があります。

6604108 

無効な応答ヘッダーの処理中に、不正な応答が発生します。 

6605322 

キャッシュエントリを高速で削除するために、インプロセスクリーニング機能が提供されます。 

6613934 

ダイジェスト認証で、ユーザーが繰り返し認証を求められます。 

6619592 

削除したインスタンスに対して httpacl とエイリアスのディレクトリが存在します。

6620274 

Proxy Server 4.0.6 では、親ディレクトリが存在しない場合、新しいキャッシュの作業用ディレクトリが作成できません。 

6621398 

Proxy Server 4.0.6 では、FTP サーバーのバックエンドにマップを転送しようとすると、FTP サーバーが機能しなくなります。 

6622805 

Proxy Server 4.0 は、特定の FTP URL にアクセスしている間に応答しなくなり、タイムアウトになります。 

6622813 

Proxy Server 4.0 は、 キャッシュサイズが大きい場合、起動に非常に時間がかかります。 

6628381 

キャッシュが無効にされたプロキシインスタンスはきれいに削除できません。 

6634127 

メモリーが破損するとサーバーがクラッシュします。 

6635864 

管理インタフェースの「Manage Certificates」画面が正しく表示されません。 

6639455 

停止または再起動時に、プロキシサーバーが応答しません。  

6641201 

Proxy-Authenticate ヘッダーが転送プロキシ内でエンドクライアントに正しく渡されません。 

4.0.6 で修正された問題

次の表に、Sun Java System Web Proxy Server 4.0.6 で修正された問題を示します。

表 9 Sun Java System Web Proxy Server 4.0.6 で修正された問題

ID 

概要 

6224535 

タイムアウト機能が動作しません。 

6460215 

プロキシサーバーを経由して接続する場合、IPv6 対応の Web サイトに接続できません。 

6478413 

プロキシサーバーインスタンスをアンインストールしても、alias および httpacl ディレクトリから、インスタンスに対応したファイルが削除されません。

6494418 

content-type パラメータが設定されている場合、block-multipart-posts が要求をブロックしません。 

6505578 

sockd デーモンが、UDP 関連の要求を処理するときにワークスレッドを使い切ってしまうことがあります。

6513846 

Proxy Server 4.0.6 のマニュアルが更新されて、HTTPS キャッシュへの参照が削除されています。 

6514870 

テンプレートの削除オプションでテンプレートを削除しても、そのテンプレートの割り当ての一部が削除されません。 

6520593 

構成の設定内で使用されるテンプレートが機能せず、手動入力した正規表現が機能する理由を説明するために、「キャッシュ構成の設定でのテンプレートに対する正規表現の優先」という新しい節が『Proxy Server 4.0.6 管理ガイド』の第 16 章に追加されました。

6526659 

インストーラで、間違ったサーバー起動コマンドが表示されます。 

6529376 

Windows でのプロキシサーバーのデフォルトキャッシュサイズは 100M バイトですが、ヘルプページには 1.6G バイトと記されています。 

6530476 

起動スクリプトでの libjvm.sl ファイルへのパスが正しく設定されていません。

6534717 

アクセスログで cache-status が有効になっている場合、ヘッダーで cache-control を no-cache に設定した要求を行うと、キャッシュファイルが書き込まれ削除されたというログが、アクセスログに繰り返し表示されます。

6537346 

キャッシュファイルが作成されていない場合でも、ログエントリで、キャッシュステータスが書き込み済みと表示されます。 

6538613 

プロキシインスタンスのキャッシュディレクトリが変更された場合、 cachegc がコアダンプします。

6541327 

cachegc が間違って動作する場合があります。

6545753 

プロキシサーバーが無効な要求行を検出した場合、紛らわしいエラーメッセージがエラーログに表示されます。 

6546256 

Windows で正規表現が obj.conf に正しく登録されません。

6546720 

DNS キャッシュを有効にしている場合、特定のサイトに接続できません。 

6547808 

Windows でサービスマネージャーによりプロキシインスタンスを停止した場合に watchdog プロセスがクラッシュします。

6559837 

ftp 要求の処理中にプロキシサーバーがクラッシュします。

6560432 

『Proxy Server 4.0.6 管理ガイド』とオンラインヘルプが更新されて、ソースポート番号についての説明が追加されています。

6562122 

SSL プロキシインスタンスの場合、間違ったパスワード入力がエラーファイルに書き込まれません。 

6562165 

『Proxy Server 4.0.6 管理ガイド』が更新されて、ファイルキャッシュ機能への参照が削除されています。

6562585 

『Proxy Server 4.0.6 リリースノート』が更新されて、NSPR の正しいバージョン番号が記されています。

6563262 

ftp アクセス中に、情報がなく誤解される可能性があるエラーログメッセージが表示されます。

6564435 

管理インタフェースにキャッシュセクションテーブルの詳細が正しく表示されません。 

6565004 

『Proxy Server 4.0.6 リリースノート』が更新されて、Proxy Server のマニュアルページへの正しいリンクが記されています。

6565021 

2 つのスケジュールされたローテーション間でシステム時間が変更されると、内部ログのローテーションがファイルのローテーションを 2 回行う。  

6565436 

『Proxy Server 4.0.6 管理ガイド』の第 14 章の「逆プロキシの設定」節にある「逆プロキシ設定での順プロキシ機能の無効化」項が更新されて、逆プロキシサーバー構成でセキュリティー上の脆弱性を防止する方法に関する情報が追加されています。

6566246 

エラーログ表示機能でのクロスサイトスクリプティング脆弱性。 

6566309 

URL データベース表示機能でのクロスサイトスクリプティング脆弱性。 

6566352 

プロキシサーバーを経由して IPv6 FTP サーバーに接続できません。 

6566822 

HTTP ヘッダーの値が非常に長い場合、プロキシサーバーでメモリー内容の破壊が生じることがあります。  

6566836 

flexanlg がコアダンプします。

6566889 

「Configure System Preferences」ページでプロセスの値を設定したあと、値を null に戻せません。 

6566924 

ヘルプページが更新されて、「Configure System Preferences」ページのプロセスについてよりわかりやすく説明されています。 

6568534 

Proxy Server 3.6 のマニュアルに関連した問題への参照が、『Proxy Server 4.0.6 リリースノート』から削除されています。

6569516 

Proxy Server が、ヘッダー名に空白が含まれていても応答を受け入れ、転送します。 

6572128 

ローカライズされたオンラインヘルプが更新され、関連した内容のヘルプページが正しく表示されるようになりました。 

6572138 

特定の接続に関連する情報がアクセスログに含まれません。 

6574401 

Proxy Server でサポートされるブラウザの範囲が広がり、Internet Explorer (IE) v7 も含まれています。  

6576044 

『Proxy Server 4.0.6 Configuration File Reference』が更新されて、新しく追加された SOCKS 構成パラメータ SOCKS5_UDPASSOC_TIMEOUT について説明されています。

6576050 

Proxy Server 4.0.6 オンラインヘルプが更新されて、HTTP クライアントの再試行機能の効果について説明されています。 

6576065 

Sun のスタイルガイドラインとプロキシサーバーの製品ユーザーインタフェースに一致するように、Proxy Server 4.0.6 オンラインヘルプが更新されています。 

6577128 

Sun Crypto Accelerator 6000 に対応するよう、プロキシサーバーのサポートが拡張されています。 

6578024 

LDAP 接続障害エラー。 

6578560 

アップグレード後にプロキシサーバーが表示する、管理サーバーへのアクセス方法を示したメッセージで、サーバー名とポート名が null と示されます (http://null:null)。 

6579049 

プロキシサーバーが間違ったパーティションを作成するため、起動時にエラーが発生します。 

6579781 

virt-map 指令で host-regex 引数が空の場合、プロキシサーバーがクラッシュします。

6581350 

プロキシサーバーのインストールにデバッグ JDK バイナリが含まれています。 

6584989 

ブラウザが IE 7 の場合、「Version」ウィンドウで「閉じる」ボタンの中央にラベルが配置されません。 

6594191 

ローカライズされたオンラインヘルプは Proxy Server 4.0.6 に統合する必要があります。 

4.0.5 において解決済みの問題

次の表に、Sun Java System Web Proxy Server 4.0.5 で修正された問題を示します。

表 10 Sun Java System Web Proxy Server 4.0.5 で修正された問題

ID 

概要 

6240773 

待機ソケットを削除してサーバーを再起動しても、ポートがクリアされません。 

6390867 

Windows で、キャッシュされた csv ファイルの情報を表示しようとすると、cv.exe が失敗します。

6391439 

管理インタフェースで DNS サブドメインの有効化オプションをクリアしても、obj.conf ファイルから DNS fn="dns-config" local-domain-levels="0" という行が削除されません。

6413536 

webservd はデフォルトユーザーとして使用する必要があり、nobody には設定できません。

6463455 

『Proxy server 4.0.5 リリースノート』が更新されて、プロキシサーバーをサポートする Sun Crypto Accelerator のバージョンが記載されています。

6466910 

『Proxy Server 4.0.5 管理ガイド』が更新されて、プロキシサーバーを操作するための Sun Crypto Accelerator の設定手順について説明されています。

6482102 

プロキシサーバーを経由して接続したときに、特定の FTP サイトから Web ブラウザを通してファイルを取得することができません。 

6500200 

管理インタフェースに有効期限の切れたページが表示されません。 

6500224 

SOCKS ルーティングを経由する FTP が機能しません。 

6500232 

Proxy Server 4.0.5 のオンラインヘルプが更新されて、「Monitoring Server Status」ページに関するヘルプページにキャッシュについての説明が追加されています。 

6500547 

SOCKS ルーティングを経由する FTP によってファイルが損傷することがあります。 

6506550 

サブシステムをキャッシュするときに null ポインタアクセスが発生すると、プロキシサーバーがクラッシュすることがあります。 

6513846 

『Proxy Server 4.0.5 リリースノート』が更新されて、プロキシサーバーが HTTPS のキャッシュをサポートしていないことが説明されています。 

6517969 

obj.conf と ACL の処理が期待どおりに動作しません。

6520629 

管理インタフェースの「Configure Virtual Multihosting」ページで、host-regex にユーザーポート番号が許可されません。

6521610 

管理インタフェースの「Set Cache Specifics」ページを使用してキャッシュを有効化した場合、obj.conf ファイル内の "cache-disable" 行が削除されません。

6523139 

プロキシサーバーのデバッグビルドでは、ログされない情報があります (切断など)。 

6524253 

プロキシサーバーのウォッチドッグのコアダンプ。 

6524898 

キャッシュ構造が cbuild.exe によって作成されている場合、インスタンスの起動後にキャッシュ内の .sects ファイルが空になります。

6525294 

ログファイル内の構文に問題がある場合、flexanlg ユーティリティーはコアダンプします。

6526297 

プロキシサーバーの管理インタフェースの「Manage Section」ページには、すべてのパーティションのすべてのセクションが表示され、パーティション間でセクションを移動する方法が示されます。しかし、この機能は正しく動作しません。 

6526354 

新しいパーティションを追加するとセクションが 1 つ作成されます。  

6526964 

SOCKS v5 サーバーによってセッションが予期せず切断されます。 

6526990 

Proxy Server 4.0.4 オンラインヘルプのローカライズ版のリンクが正しく機能していません。 

6527840 

管理インタフェースを使用して SOCKS サーバーをシャットダウンすると、起動時に表示されるのとは異なるメッセージが表示されるようになります。  

6528069 

プロキシサーバーで使用可能なキャッシュパーティションの最大数は 32 ですが、Proxy Server 4.0.3 では 32 個のパーティションを作成できません。 

6529305 

仮想マルチホストを使用するときに、ホストを大文字で指定すると機能しません。 

6534208 

4.0.5 リリースでは、バージョンの文字列を変更する必要があります。 

6537410 

プロキシサーバーは、Web サーバーが接続を閉じるまで、新しい http 要求の受信を待機することがあります。 

6537736 

プロキシサーバーには、ドメインバッファーオーバーフローによる脆弱性があります。この問題は、sockd デーモン内でドメイン名のアドレスタイプを処理する場合に明確に現れます。

6537745 

プロキシサーバーには、ドメインバッファーオーバーフローによる脆弱性があります。この問題は、sockd デーモン内の s5auth_userpass() 関数で明確に現れます。

6538060 

プロキシ管理サーバーの startsvr および stopsvr スクリプトが、proxy-admserv405 ではなくproxy-admserv404 を参照します。

6538173 

HP-UX では、プロキシインスタンスに待機ソケットを追加しようとすると、管理サーバーにエラーページが表示されます。 

6539318 

Linux では、ユーティリティー cbuild が機能しません。

6539689 

Linux では、グループ ID 80 がすでに存在しているとプロキシサーバーのインストールが動作せず、インストールが失敗しても正しいインストールログが作成されません。 

6544263 

Proxy Server 4.0.5 オンラインヘルプの英語版が変更されたら、ローカライズ版も更新する必要があります。  

6545267 

『Proxy Server 4.0.5 Configuration File Reference』のログパラメータに関する情報が更新されています。

4.0.4 において解決済みの問題

次の表に、Sun Java System Web Proxy Server 4.0.4 で修正された問題を示します。

表 11 Sun Java System Web Proxy Server 4.0.4 で修正された問題

ID 

概要 

4973509 

Cache-Control 指令が private=list あるいは no-cache=list の場合、複数の値に対してはサポートされていません。

4973523 

HEAD 要求はキャッシュされません。 

4973652 

プロキシサーバー は、65536 バイトの長さの URI をサポートしません。 

4999184 

プロキシサーバーが Web サーバーをポイントする逆プロキシモードで構成されている場合、Web サーバーがダウンした場合に表示されるエラーメッセージにプロキシサーバーを利用していることが表示されるべきではありません。 

5093104 

プロキシサーバーの管理インタフェースでは、クライアント IP 転送で HTTP ヘッダーのあとに空白を入れることができてしまいます。 

6208895 

プロキシサーバーを経由して Microsoft IIS FTP サーバーに送信される FTP 要求が機能しません。 

6214329 

「HTTP4352: zlib internal error」がエラーログとしてエラーに記録されています。 

6233086 

マルチバイトのユーザー名でクライアント資格を送信する場合、有効性チェックを追加する必要があります。 

6243358 

削除されたユーザーがグループの一部として表示され続けます。 

6245972 

「Administer Access Control」ページで設定したユーザー権限が機能しません。 

6246562 

クラスタを使って別のロケールおよびプラットフォームにインストールされた一連のサーバーの停止に失敗します。 

6253844 

「zh-cn」ロケールでは プロキシサーバーのオンラインヘルプが英語で表示されます。 

6255761 

インストーラのヘルプページにコンテンツがありません。  

6255838 

SOCKS サーバーを停止せずにプロキシサーバーインスタンスを削除し、新しいインスタンスを作成すると、ポートが使用中であるため、新しいインスタンスで SOCKS サーバーを起動できません。  

6256442 

インストーラは、英語で「Password should be at least 8 characters」というエラーメッセージを表示します。  

6266497 

管理インタフェースは、重複したポート番号の使用を「Add Server」ページで許可してしまいます。 

6268356 

Windows で、system32 ディレクトリに libnspr4.dll が存在しない場合に SNMP サービスが動作しません。

6274424 

Windows で状態ファイルの defaultInstallDirectory の値が間違っています。インストーラでのデフォルトインストールディレクトリは c:\sun\ProxyServer40 ですが、setup --savestate コマンドを使用して生成された状態ファイルに c:\sun\ProxyServer40 がデフォルトインストールディレクトリとして存在しません。状態ファイルはデフォルトインストールディレクトリとして UNIX テンプレート値を表示します。

6304981 

Linux マシンに ksh がインストールされていない場合、プロキシサーバーのインストールが失敗します。 

6310283 

プロキシサーバーの管理インタフェースでは、タブに間違ったページコンテンツが表示されることがあります。  

6312087 

ローカライズされたオンラインヘルプは、関連した内容を表示しません。 

6313904 

管理サーバーは、別の IP アドレスで使用されているポート番号での待機ソケットの設定を許可しません。 

6321797 

『Proxy Server 4.0.3 Configuration File Reference』は、flex-init パラメータno-format-str.access の情報により更新されています。

6331035 

負荷分散機能は、正規表現でのみ機能します。  

6333355 

ACL キャッシュが有効になっている場合、ACL のユーザーおよびグループの定義は LDAP エントリの場合と正確に一致した ACL キャッシュをする必要があります。 

6337657 

分散管理の構成を試行すると、プロキシサーバーは内部サーバーエラーメッセージを表示します。  

6369549 

JavaES 5 にプロキシのパッチをインストールすると、Linux にエラーが発生します。 

6371618 

「Compression Level」を「なし」に変更できません。マニュアルに、圧縮レベルとして何を選択するか記述するべきです。

6380736 

「Set GC Preferences」ページで「Explicit GC」を選択した場合、「Schedule GC」ページが表示されません。 

6382393 

プロキシサーバーは FTP のアップロードを実行できません。 

6382692 

移行中、3.6 obj.conf 内の書式文字列 Req->vars.pauth-userReq->vars.auth-user に変更されるべきです。

6383320 

コンテンツファイル名に空白文字または日本語の文字が含まれる場合、キャッシュファイルを削除できません。 

6383435 

sockd プロセスは、Linux で大量のメモリーを使用します。

6387166 

プロキシサーバーの管理インタフェースの「View Server Settings」ページで、MaxProcs 値が表示されません。

6388818 

SOCKS サーバーでは、ディレクトリサービス ID をデフォルトにする必要があります。  

6390034 

libnspr4.dll は、system32 ディレクトリではなく、 <install-dir>\bin\proxy\bin ディレクトリで最初に参照されるべきです。

6390054 

管理インタフェースのバージョンウィンドウで著作権の年を変更するべきです。  

6399395 

「Select Directory Service」ページがディレクトリサービスの選択肢を反映しません。 

6402589 

http-client-config 機能は、より一層具体的なオブジェクトの設定を適用しません。

6411505 

管理インタフェースの「Redirect URL」ページが予想通りに機能しません。 

6412129 

Proxy Server 3.6 インスタンスに fn=“block-ip” という設定が見つからない場合、Proxy Server 4.0 移行ツールがその行を追加する必要があります。

6414355 

Linux でコマンド batchupdate を無効な bu.conf ファイルで実行すると、セグメンテーションのエラーを引き起こします。

6415125 

コンパイラを Sun Studio 8 から Sun Studio 10 に変更します。  

6416272 

サーバーユーザーの変更後、プロキシサーバーが正しく起動しません。  

6417755 

「Previous」、「Main」、「Next 」などのリンクがプロキシサーバーのオンラインヘルプでローカライズされていません。 

6419925 

プロキシサーバーで、さらに多くのキャッシュ関連の統計情報が必要です。 

6423487 

オンラインヘルプに DNS 統計を有効にする方法についての詳細が追加されました。 

6425025 

url-prefix パラメータが明示的に指定されていないかぎり、指令 host-map が機能しません。

6425026 

プロキシサーバーは Accept-Encoding ヘッダーに基づいてキャッシュオブジェクトを識別する必要があります。 

6425038 

プロキシサーバーは、cache-local の値を 1 に設定して逆プロキシとして動作している間は query-maxlen を考慮しません。

6425601 

特定の状況で、自動ガベージコレクションが機能しません。 

6425752 

キャッシュからの 304 応答でヘッダーが重複しています。 

6426543 

キャッシュの反復子の処理でメモリーリークが発生しています。 

6427137 

プロキシサーバーは応答でマイクロバージョン番号を送信します。 

6433285 

プロキシのコアエラーメッセージの一部がローカライズされません。 

6433776 

コマンド cbuild の実行時、.sects ファイルが作成されません。

6433807 

Windows で、プロキシサーバーと管理サーバーがスタートアップ メッセージに誤ったバージョン番号を表示します。 

6434137 

プロキシサーバーがタイムアウト時に誤ったエラーメッセージを表示します。 

6435491 

『Proxy Server 4.0.4 Configuration File Reference』の第 5 章のサービスの派生についての節で、type パラメータへの参照が削除されています。

6441601 

『Proxy Server 4.0.4 管理ガイド』の第 5 章に、証明書発行局のルート鍵または自己署名アプリケーションをロードする必要性を説明するために注記が追加されています。

6442054 

『Proxy Server 4.0.4 管理ガイド』の第 5 章「SSL を使用した LDAP との通信」節で、LDAP ルート CA 証明書のプロキシサーバーへのインポートについての情報が更新されています。

6442071 

『Proxy Server 4.0.4 管理ガイド』の第 5 章に、管理サーバーへのアクセスのセキュリティー保護について説明する新しい節が追加されています。

6442090 

『Proxy Server 4.0.4 Installation and Migration Guide』で、次のことを明らかにするために説明が追加されています。

- Web Proxy Server は root 以外のユーザーとしてインストールできます。  

- Web Proxy Server は root 以外のユーザーとして実行できます。 

6442091 

キャッシュは、期間に必要な遅延を追加して current_age の値を正しく計算できる必要があります。

6442641 

Proxy Server 4.0 が、コンテンツ長を指定する CONNECT 要求で正常に動作しません。 

6443160 

HP-UX では、zlib ライブラリが JavaES 5 向けの製品とともにパッケージされる必要があります。 

6443720 

アクセスログファイルにログ情報が含まれていない場合は、Log Analyzer に問題がある可能性があります。 

6443731 

Windows 2000 SP4 で JavaES 環境での設定後、システムを再起動する必要があります。 

6444332 

HP-UX で batchupdate を無効な bu.conf で実行すると、セグメント例外を引き起こします。

6444363 

HP-UX で、ルートユーザー以外ではプロキシインスタンスは作成されません。 

6444942 

存在しないインスタンス上でコマンド cachegc を実行すると失敗します。

6445440 

エラーメッセージのローカライズが不完全です。 

6446098 

HP-UX で「View URL Database」ページに内部エラーがあります。 

6446349 

HP-UX での負荷テストの結果、mmap() 障害が発生しました。 

6446933 

『Proxy Server 4.0.4 Configuration File Reference』で、docs ディレクトリへの参照が削除されています。

6447423 

Proxy Server 4.0 で、デーモンの構造が正しく開放されないためにメモリーリークが発生しています。 

6447427 

Proxy Server 4.0 で、共通クライアントのチャネルの取得中にメモリーリークが発生しています。 

6447476 

プロキシサーバー管理インタフェースで、キャッシュパーティションのサイズが常に 0 と表示されます。 

6450886 

socks5.conf パラメータ SOCKS5_TIMEOUT の新しい最大値である 360 分が『Proxy Server 4.0.4 Configuration File Reference』に記載されています。

6454032 

Address 指令が設定されるたびに、プロキシサーバーが同じポートにバインドされます。 

6455411 

Windows で、プロキシサーバーが JavaES 4 と JavaES 5 の共存をサポートする必要があります。 

6459839 

キャッシュを使用不可にしてプロキシサーバーを 3.6 から 4.0.3 に移行すると、使用できないサーバーインスタンスが発生します。 

6461889 

変換されたデータが HTML フィルタによって破壊されました。 

6461896 

HTML タグフィルタがソースドキュメントを変換した際に、コンテンツ長を更新していません。 

6461991 

proxyResources.properties ファイルの英語ソースに文字の間違いがあります。

6462366 

HP-UX で SOCKS ネームサーバーの設定後、プロキシサーバーの再起動が失敗しました。 

6463404 

あるユーザーがすべてのプログラムへのアクセスを許可された場合、分散管理が正しく機能しません。 

6463927 

テンプレートファイル WPSProp.properties に Windows プラットフォームのエントリが含まれます。

6465608 

Windows でプロキシサーバーのインストール時に、管理サーバー用に「Stop Admin Server」のショートカットが作成されません。 

6465984 

ファイル proxyResources.properties に重複したキーが含まれています。

6466452 

プロキシサーバーが、インストーラレジストリキーを Entsys から Entsys5 に更新する必要があります。 

6467644 

Windows Server 2003 Enterprise プラットフォームで、 reconfig.bat の実行が失敗しました。

6470294 

Windows で、キャッシュのセクションを減らすために cbuild.exe を実行しても、セクションが正しく削除されません。

6473677 

JavaES 4 システムでパッチ 120981–08/120982–08 を適用後、プロキシサーバーが起動しません。 

6478407 

『Proxy Server 4.0.4 管理ガイド』の第 7 章「SSL が有効なサーバーの起動」節で、起動スクリプトの修正を促す提案が削除されています。

6480637 

プロキシサーバーが 1 時間置きにクラッシュします。 

6484781 

分散管理を有効にしたあと、認証されていないユーザーまで管理サーバーにログイン可能になります。 

6485988 

『Proxy Server 4.0.4 Configuration File Reference』の第 5 章の送信エラーについての節が更新されて、Web Server の HTTP レスポンスには送信エラーは影響しないという注記が追加されています。

6505480 

HP-UX でのプロキシサーバーのスタンドアロンインストールで、HP-UX 11.11 でのインストールが失敗します。 

6519072 

Proxy Server 4.0.4 のスタンドアロンインストール用のインストーラには、2007 年の US DST の変更に対応する JRE バージョンが組み込まれている必要があります。対応する JRE バージョンは、Solaris、Windows、および Linux の場合は 1.4.2_13 です。HP-UX の場合は JRE バージョン 1.4.2.12 です。  

6519113 

『Proxy Server 4.0.4 Configuration File Reference』の第 5 章のエラーについての節が更新されて、エラー応答コード 404 および 500 への参照が削除されています。

6511549 

HP-UX でのプロキシサーバーのスタンドアロンインストールで、CLI モードでインストールが失敗します。 

6520577 

『Proxy Server 4.0.4 管理ガイド』の仮想マルチホスティングについての節が更新されて、まずリバースマッピングを指定してからその他のマッピングを指定すべきであるという注記が追加されています。

4.0.3 において解決済みの問題

次の表に、Sun Java System Web Proxy Server 4.0.3 で修正された問題を示します。

表 12 Sun Java System Web Proxy Server 4.0.3 で修正された問題

ID 

概要 

6191615 

起動時に特定の正規表現を URL フィルタとして使用すると、Proxy Server がクラッシュします。 

6213012 

Windows 上の ROTATELOGS イベントは、指定された時間に起動されません。 

6213726 

転送時間レポートが、常に「0.00 sec/req」という値を報告します。 

6215659 

転送時間配布レポートが、常に「< 1 sec [100.0%]」という値を示します。 

6239292 

アクセスログファイルにログ情報がない場合の、Extended2 形式の Log Analyzer エラー。 

6242032 

『Proxy Server 4.0.2 管理ガイド』の第 7 章の「システムの詳細設定」節での Parent Array の説明が間違っています。正しい説明は、「親配列とは、プロキシまたはプロキシ配列メンバーがルーティングに使用するプロキシ配列のことです」。

6264079 

管理インタフェースがディレクトリサービスのデフォルト値である default を上書きします。

6275141 

Proxy Server 4.0.2 でファイルキャッシュ機能は GUI に表示され、「Server Manager」>「Caching」>「Configure File Cache」ページに説明がありますが、この機能は実装されていません。 

6270693 

Filter 指令が要求ごとに 2 回呼び出されることがあります。

6285076 

両方の メソッドが構成されている場合、SOCKS サーバーがユーザー認証に両方の LDAP & パスワードファイルを処理できません。 

6285183 

Windows で PR_MemUnmap() 呼び出しによってエラーが発生します。

6285791 

JavaES 4 の SOCKS サーバーの start コマンド行の問題はこのリリースで修正されましたが、JavaES 4 インストールで作成された既存のインスタンスでは、最新の 4.0.3 パッチにアップグレードしたあとも問題が残ります。アップグレード後に作成された新しいインスタンスにはこの問題はありません。この問題は、Web Proxy Server のスタンドアロンインストールでは発生しません。

6289188 

root 以外のユーザーとして Proxy Server 4.0 をインストールし、root ユーザーとして管理サーバーをインストールした場合、管理ユーザーインタフェースでキャッシュ設定を変更すると、キャッシュファイルおよびキャッシュディレクトリのアクセス権が root 以外から root に変更されます。  

6292729 

「Client IP Addressing Forwarding」のデフォルト設定は「ブロック」にします。  

6294282 

Proxy Server 4.0 管理インタフェースでパターンに「\」を含むリソースの ACL を正しく設定できません。 

6294563 

アクセスログ形式のデフォルト設定は Web Server とは異なります。 

6295286 

『Proxy Server 4.0.2 管理ガイド』の第 14 章の「逆プロキシの設定」節では、手順 5 で、「/」マッピングは管理 GUI が自動的に表示する「Map Source Prefix:」テキストボックスの内容をユーザーが変更しない場合にのみ追加されることに注意を促す必要があります。

6296870 

管理インタフェースにキャッシュセクションテーブルの詳細が正しく表示されません。 

6299913 

Proxy 3.6 から 4.0 への移行中に ConnAddress 指令が Address に変わりません。

6300480 

Proxy 3.6 から 4.0 への移行中に「キャッシュ」タブの設定が正常に移行されません。 

6300615 

ローカライズされたコアメッセージにメタタグがありません。 

6301140 

キャッシュが無効になっているプロキシのインスタンスの移行時に、移行によって無効なキャッシュエントリが作成されます。 

6303619 

default 以外の名前で登録されているデータベースで ACL が正しく機能しません。

6304354 

「Do Not Log Client Accesses From」オプションが反映されない構成が作成されます。 

6311548 

Proxy Server 4.0 はアクセスログに auth-user の代わりに pauth-user を使用します。

6312044 

Proxy Server 4.0 管理インタフェースでは、「Monitor Current Activity」ページの「Server Status」タブは 「DNS」、「Keep-Alive」、「Cache Statistics」では更新されません。 

6313910 

Windows では、ヘッダー名の書き換え機能に失敗し、「Internal server error occurred」というメッセージが表示されます。 

6313959 

『Proxy Server 4.0.2 管理ガイド』の第 12 章の「ファイルキャッシュを設定するには」節の手順 1 の説明が間違っています。正しい説明は、「Server Manager から、「キャッシュ」タブをクリックします」です。

6313960 

『Proxy Server 4.0.2 管理ガイド』の第 12 章の「バッチ更新を作成するには」節には、「タイミングセクション」を参照する手順 10 があります。この手順は誤っています。「Set Cache Batch Updates」ページには「タイミングセクション」がありません。

6316289 

『Proxy Server 4.0.2 管理ガイド』の第 12 章の「キャッシュのディレクトリ構造の構築」節には、図 12-2 ではなく、図 12-1 を参照する例が掲載されています。

6325537 

管理インタフェースで RqThrottle 値を変更できません。

6325616 

定期的な (明示的な) ガベージコレクションでキャッシュがクリアされません。 

6328678 

管理インタフェースから、ICP timeout 値を 400 ミリ秒未満に設定できません。

6331044 

『Proxy Server 4.0.2 管理ガイド』のまえがきで、「マニュアルの使用」節に、Proxy Server 4 マニュアルの場所を指定しています。

http://docs.sun.com/app/docs/prod/s1.webproxys#hic

この節では、次の場所の Proxy Server 4.0.2 マニュアルを指すべきです。http://docs.sun.com/app/docs/coll/1311.2

6334854 

Web Proxy Server のドキュメントと sun-web-proxy-server_4_0.dtd に不一致があります。

6337102 

Web Proxy Server が DNS fn = “dns-config” local-domain-levels = “8” でクラッシュします。

6338719 

Proxy Server のパッチアップグレードが Linux AS 3.0 上で異なる場所にインストールされます。  

6338875 

Proxy 4.0.1 FTP クライアントがシンボリックリンクを正しく処理できません。 

6350957 

『Proxy Server 4.0.2 管理ガイド』の第 5 章の「待機ソケットのセキュリティーの有効化」節では、セキュリティは逆プロキシモードでのみ有効にすることができ、順プロキシモードでは有効にできないことが述べられていません。

また、第 8 章の「ユーザーとグループの指定」節では、セキュリティは逆プロキシモードでのみ有効にすることができ、順プロキシモードでは有効にできないことが述べられていません。 

6365433 

Proxy Server の管理インタフェースで自動開始オプションが選択されている場合、Proxy Server インスタンスを作成できません。 

6367375 

親プロキシがある場合、CONNECT とのマッピングが機能しません。 

6369095 

Proxy Server 4.0 でのメモリーリーク。 

6371084 

Web サーバーの IP アドレスを使用している場合、連鎖プロキシ環境で SSL サイトの要求が機能しません。 

6371618 

「Compression Level」を「なし」に変更できません。 

6371731 

“connect://.*:563” がデフォルトリソースにありません。

6371793 

pkginfo は SUNWproxy-l10n の $distro を表示します。

6373101 

管理サーバーが ssl-client-config に対して無効なパラメータを作成します。 

6373622 

cache-disable SAF が説明されていません。

6374279 

WebDAV OPTIONS メソッドへの応答が RFC2518 に準拠していません。

6376065 

max-uncheck 関数が予想通りに機能しません。

6376153 

Proxy Server 4.0.2 は、ftp/gopher プロトコルのキャッシュを更新しません。 

6381373 

キャッシュがすでに温まっている場合、再起動後の実行中に Proxy Server がクラッシュします。 

6381419 

Cache-last-checked ヘッダーの値が無効です。 

6381424 

警告ヘッダーはホストを含んでいるべきです。 エージェントのポート値がこのヘッダーを追加します。 

6382729 

Proxy Server は utf-8 エンコードパラメータを受け入れません。 

6383301 

Proxy Server 4.0 はチャネルプールに問題があります。 

6383456 

Proxy Server 4.0.2 は Linux で高度な CPU を使用します。 

6384616 

Proxy Server 4.0.3 オンラインヘルプには、文字の間違いがあります。 

6385902 

アクセスログ設定の設定の形式はデフォルト形式と一致しません。 

6387772 

バグ (6325537、6303619) が修正されたため OLH の変更をローカライズする必要があります。 

6387901 

『Proxy Server 4.0.2 管理ガイド 』の第 11 章の「プロキシサーバーの連鎖」節は明確ではありません。

6388156 

キャッシュファイルのヘッダーが壊れる可能性があります。 

6390237 

応答にコンテンツの 2 倍の長さのヘッダーが含まれている場合、プロキシは間違ったコンテンツの長さを渡します。 

6392875 

regexp-map が接続のために機能しません。

6393573 

DNS fn=“dns-config” local-domain-levels=“1” の場合、Proxy 4.0.2 がクラッシュします。

6394287 

SOCKS プロセスが頻繁にポーリングしすぎるため、sockd プロセスが CPU の約 50% を使用しています。

6395473 

「遅い」クライアントを処理している場合の Proxy Server 4.0 での高度な CPU 使用問題。 

6395889 

Proxy Server 4.0.2 を使用している場合に、Windows Server Update Service (WSUS) が機能しません。 

6400981 

socks5.conf で設定されている SOCKS5_TIMEOUT 値が無視されます。

6402698 

FTP クライアントでの高度な CPU の使用。 

6418214 

Proxy Server 4.0 ガベージコレクション機能での問題。 

6424527 

cache-control ヘッダーのエントリが空のリクエストでは、処理中に Proxy Server がクラッシュします。 

4.0.2 において解決済みの問題

次の表に、Sun Java System Web Proxy Server 4.0.2 で修正された問題を示します。

表 13 Sun Java System Web Proxy Server 4.0.2 で修正された問題

ID 

概要 

5097664 

ssl-tunnel-timeout パラメータが Windows で機能しません。

6225025 

ftp-listing-width パラメータが正しく機能しません。

6251805 

アーカイブのログを変更するとクラッシュします。 

6262277 

ICP のタイムアウトの最小値を 400 から 50 に変更します。

6292690 

Proxy Server 4 で、IE 6.0 を使用して管理インタフェースにアクセスしているときに、「Manage Sections」>「Partition」を使用して元のパーティションを選択できません。  

6292786 

Proxy Server で、転送時間やその他の時間がアクセスログに書き込まれません。  

6308714 

umask が 022 に設定されていない場合に、Proxy Server の起動に失敗します。  

6310909 

Proxy Server 4.0.1 ポイント製品で、製品名のバージョン文字列がフランス語ロケールで 2005Q3 から 2005T3 に誤って訳されています。 

6310910 

Proxy Server 4.0.1 ポイント製品で、フランス語ロケールのインストーラメッセージ中のアポストロフィーが多数欠落しています。 

6310944 

Proxy Server 4.0.1 ポイント製品で、CLI インストーラがライセンスを表示しません。 

6310961 

Proxy Server 4.0.1 ポイント製品で、スペイン語ロケールのライセンスインストーラ画面の「Yes」がローカライズされていません。 

6312723 

Proxy Server 4.0 を使用しているときに、IP アドレスで SSL サイトにアクセスできません。 

6313981 

Proxy Server 4 で、管理インタフェースを使用して新しい逆マッピングを作成したあとで「Rewrite Content Location」および「Rewrite Headername」の値を変更できません。 

6315817 

複数の同時 CONNECT (SSL トンネリング) 要求によって、スレッドが不足します。  

6330348 

負荷実行時に Solaris 10 のプロキシプロセスによってメモリーが大量に使用されます。 

6333995 

CONNECT の負荷テストの実行時にメモリーリークが発生します。 

6335919 

FTP サーバーが閉じていると、Proxy Server の FTP クライアントの接続が閉じません。 

6335922 

Proxy Server の FTP クライアントが USER 要求を FTP サーバーに送信しません。 

6336550 

Proxy Server 4.0 インストールを含むディレクトリに Proxy Server 4.0.1 をインストールしようとするとエラーが発生します。 

4.0.1 において解決済みの問題

次の表に、Sun Java System Web Proxy Server 4.0.1 で修正された問題を示します。

表 14 Sun Java System Web Proxy Server 4.0.1 で修正された問題

ID  

概要  

2126143 

同じ正規表現がアクセス制御とルーティングでは機能しますが、URL フィルタでは機能しません。 

2126380 

プロキシ サーバーの ICP プロセスのメモリー リーク。 

6231283 

Linux Red Hat Advanced Server 3.0 上の管理サーバーが起動に失敗します。 

6237346 

flexanlg ユーティリティーが、Extended2 ログファイル形式でのログ分析レポートの生成時に、コアダンプを出力します。

6240767 

管理サーバーおよびプロキシサーバーインスタンスの追加/編集待機ソケットが、使用されているポートを確認しません。 

6242627 

ローカライズされたコアメッセージが表示されません。 

6243369 

SOCKS に関連するページでマルチバイト文字のエントリは避ける必要があります。 

6244103 

Linux Advanced Server 3.0 韓国語ロケールでプロキシサーバーインスタンスの「Set Connectivity Mode」ページにアクセスすると、内部サーバーエラーが表示されます。 

6245408 

管理者ユーザーとプロキシインスタンスユーザーが異なる場合に、新しく追加したパーティションにアクセスすると、内部エラーが表示されます。 

6249166 

プロキシサーバーへのアクセス時に、URL のホスト名が localhost に置換されると、「Cluster」タブの「Control Cluster」、「Modify Server」、「Remove Server」ページの表示が一致しません。

6253014 

Linux Red Hat Advanced Server 3.0 上の obj.conf ファイルに、9 つを超える NameTrans ディレクティブが存在すると、init-proxy SAF でクラッシュが発生します。

6254508 

セグメンテーションのエラーによって、バッチの更新コマンドが終了します。 

6255214 

マルチバイト文字から構成されるコンテンツ URL 書き換えページのエントリを編集または削除できません。 

6255216 

socks5.conf 内の特定の LDAP エントリによって、socksd クラッシュが発生します。

6259314 

ローカライズされた一部のオンラインヘルプページが英語のオンラインヘルプページと同期化されていません。 

6261440 

インストール ディレクトリに、重複した英語オンライン ヘルプが存在します。 

6263694 

「Add and Replace Compromised Key List」ページおよび「Add and Replace Certificate Revocation List」ページでオンラインヘルプが利用できません。 

6263721 

Server Manager の「Add/Replace Cert」ページについて誤ったヘルプページが表示されます。 

6274186 

サーバーインスタンスを削除できません。 

6276398 

基本ワークスペースからローカライズされたオンラインヘルプを削除します。 

6285078 

SOCKS 要求の認証の失敗のエントリがログファイルに記録されません。 

6285779 

serverID にスペースが含まれる場合に、プロキシサーバーインスタンスが起動できません。 

6285788 

認証を使用している場合に、SOCKS サーバーがクラッシュします。 

6289242 

Proxy Server 4 の HTTP Smuggling (スマグリング)。 

6293449 

Proxy Server 4 が CONNECT メソッドでただちに接続を閉じません。 

6295622 

関数 ConnAddress は、Proxy Server 4.0 で実現されていません (説明もありません)。

6296169 

他のロケールでインストールされた Proxy Server 4 のヘッダー Cache-last-checked が壊れています。

6296225 

DNS キャッシュが有効にされている場合に、Proxy Server インスタンスが断続的にクラッシュすることがあります。 

6301786 

Solaris 9 x86、Linux AS 3.0 で、ローカライズされたコアメッセージが表示されません。 

6311463 

プロキシプロセスで、時間と共にオープンファイル記述子の数が増加し続け、プロキシのファイル記述子が不足し、接続がドロップします。 

既知の問題点

この節では、Sun Java System Web Proxy Server 4.0.11 がリリースされた時点での非常に重要な既知の問題および制限を一覧表示します。問題をカテゴリごとに記述します。

管理

次の表は、管理ユーザーインタフェースに関連した既知の問題を一覧したものです。

表 15 管理における既知の問題

ID  

概要 

6653507 

「Monitor Current Activity Statistics/Profiling」が ON に設定されている場合、ユーザーのインタフェースからは OFF にできません。 

6212701 

サーバーインスタンスの起動に失敗すると、相反するエラーメッセージが表示されます。 

管理インタフェースが間違った情報を構成ファイルに書き込む可能性は非常に低いため、この相反するエラーメッセージが表示されることはめったにありません。ユーザーが手動で間違った情報を構成ファイルに書き込んだ場合にのみ可能性があります。  

6231297 

SOCKS 設定に変更を加えて、SOCKS サーバーの代わりに Proxy Server を再起動した場合は、「Restart Required」リンクが消えます。 

6484502 

プロキシサーバーの管理インタフェースがローカライズされていません。 

6509535 

米国では、3 月の第 2 日曜日にサマータイム (DST) が始まり、11 月の第 1 日曜日に終了します。これは、オペレーティングシステムと JRE の日付と時刻の規則に影響を与えます。  

プロキシサーバーのスタンドアロンバージョンでは、2007 年の DST の変更に対応する JRE バージョンがインストーラにバンドルされています。ただし、回避策の手順 1 の説明に従って適切なオペレーティングシステムのパッチをインストールすることにより、オペレーティングシステムの日付と時刻の規則への影響に対処する必要があります。 

JavaES 5 のプロキシサーバーのインストールでは、オペレーティングシステムのパッチとともに DST 互換バージョンの JRE もインストールする必要があります。回避策の手順 1 および 2 に従ってください。 

回避策

  1. 適切なオペレーティングシステムのパッチをダウンロードして使用します。Solaris パッチは http://sunsolve.sun.com/search/document.do?assetkey=1-26-102775-1 からダウンロードできます。

    その他のプラットフォームの場合は、同様のDST 互換パッチをオペレーティングシステムのベンダーの Web サイトからダウンロードしてください。

  2. Solaris、Windows、および Linux プラットフォームの場合は、JRE 1.4.2_13 を使用してプロキシサーバーを実行してください。HP-UX プラットフォームの場合は、JRE 1.4.2.12 を使用してプロキシサーバーを実行してください。

6558027 

Windows で複数バイト文字のサーバー識別子を使用すると、サーバー側で createInstance.exe のエラーが発生します。

キャッシュ

次の表は、キャッシュに関連した既知の問題を一覧したものです。

表 16 キャッシュにおける既知の問題

ID  

概要  

6654514 

要求タイプ 504 に対して、Proxy-Agent ヘッダーに元のヘッダーが表示されます。 

6229823 

新しいパーティションを追加すると、パーティションのサイズに関係なく、デフォルトのセクション s0.0 も作成されます。エラーファイルに警告メッセージが記録されます。 

回避策

cbuild ユーティリティーを使用して、新しいパーティションを追加するか、または新しいキャッシュパーティション下の s0.0 フォルダを削除し、プロキシサーバーを再起動します。

エラーメッセージは無視して構いません。 

6619620 

Doc RFE: Proxy Server をネットワークキャッシュとアクセラレータ (NCA) と一緒に使用すべきではありません。 

Proxy Server 4.0.8 を NCA と一緒に使用すると、ユーザー ID とパスワードの入力をブラウザから繰り返し求められます。これは、NCA が Proxy-authorization のような Proxy 固有のヘッダーをサポートしないために発生します。

回避策

Proxy の待機ソケット設定で NCA を選択しないでください。 

インストール

次の表は、インストールに関連した既知の問題を一覧したものです。

表 17 インストールにおける既知の問題

ID  

概要  

6205683 

Windows 上のコンソールインストールに失敗します。 

6255325 

root ユーザーでないユーザーが Proxy Server をインストールし、/var/opt/sun/install ディレクトリが存在しない場合、インストーラは例外をスローし、Linux でのインストールは失敗します。

6353576 

サイレントアップグレードインストールが機能しません。 

6587776 

Windows XP 上で Java ES 5 から Proxy Server をインストールした場合、システムエラー 1067 が表示されます。 

6756659 

setup コマンドの --javahome オプションで JDK 1.6 の場所を指定した場合にのみ、GUI インストーラを使用して OpenSolaris 上に Proxy Server 4.0.9 をインストールできます。

6607551 

Windows 上で、パッチをアンインストールしても Proxy Server のバージョンは以前のバージョン番号に変更されません。 

Uninstaller スクリプトを使用してパッチを取り消しても RenameService.exe ユーティリティーに制限があるため、サービス記述名を以前の Proxy Server のバージョンに変更できません。このため、パッチをアンインストールしたあとでも、サービス記述には以前のバージョン番号ではなく最新の Proxy バージョンが表示されます。

国際化

次の表は、国際化に関連した既知の問題を一覧したものです。

表 18 国際化における既知の問題

ID  

概要  

6233080 

ルーティングが別のプロキシサーバーを使って設定されている場合、「Disable Proxying」オプションはマルチバイトデータ (URL エンコード) の URL では機能しません。 

6233090 

マルチバイトデータ (URL エンコード) の URL をマップできません。 

6253844 

プロキシサーバーのオンラインヘルプは zh-cn (簡体字中国語) をサポートしていません。 

6297168 

異なるシステムエンコーディングでサーバーを起動すると、そのシステムエンコーディングのシステムによってエラーが発生し、エラーログに記録されます。管理サーバーから表示すると、エラーログには正しく表示されないシステムエンコーディングの文字が含まれる場合があります。 

回避策

エラーログが管理インタフェースで正しく表示できるように、ブラウザのエンコーディングを OS ロケールに合うように変更します。しかし、この手順は他のページに移動して「View Error Log」に戻るたびに必要となります。 

6300080 

プロキシサーバーのコンテンツ書き換え関数が矛盾しています。  

6526476 および 6526488 

HP-UX でのプロキシサーバーのスタンドアロンインストールでは、GUI モードでインストールを行うと日本語の文字が正しく表示されません (ID 番号 6526476)。そのままインストールを続行すると、インスタンスの作成中にエラーが発生します (ID 番号 6526488)。  

回避策

次のいずれかの回避策を使用できます。 

  • HP-UX の日本語ロケールでは CLI モードのインストールを使用します。

  • 文字が破壊されて表示されていても、インストールを続行します。インストーラがインスタンスの作成に失敗した場合は、管理インタフェースにログオンしてインスタンスを作成します。

6550995 

次のエラーメッセージは、どのロケールに対してもローカライズされていません。 

HTTP7774: received extraneous data following response

各国語化

次の表は、ローカリゼーションに関連した既知の問題を一覧したものです。

表 19 ローカリゼーションにおける既知の問題

ID  

概要  

6779070 

Proxy Server OLH の利用規約のリンクが壊れています。

6253844 

Proxy Server OLH の設定言語オプションは、zh-cn (簡体字中国語) をサポートしていません。

6828246 

RHEL 5.2 の Proxy Server インストーラで、韓国語の文字が表示されません。 

SOCKS

次の表は、SOCKS に関連した既知の問題を一覧したものです。

表 20 SOCKS における既知の問題

ID 

概要  

6245453 

更新抑制機能は GUI に表示され、「Server Manager」>「SOCKS」>「Configure SOCKS v5」ページに説明がありますが、この機能は実装されていません。 

6263389 

Windows で同じポートを使用して SOCKS の 2 つのインスタンスを起動すると、エラーがレポートされません。 

6285791 

JavaES 4 の SOCKS サーバーの start コマンド行の問題はこのリリースで修正されましたが、JavaES 4 インストールで作成された既存のインスタンスでは、最新の 4.0.3 パッチにアップグレードしたあとも問題が残ります。アップグレード後に作成された新しいインスタンスにはこの問題はありません。この問題は、Web Proxy Server のスタンドアロンインストールでは発生しません。

問題の報告とフィードバックの方法

Sun Java System Web Proxy Server 4.0.11 の使用にあたって問題が発生した場合は、以下のいずれかの方法で Sun のカスタマサポートにお問い合わせください。

最善の問題解決のため、サポートに連絡する際には次の情報をご用意ください。

このマニュアルに関するコメント

弊社では、マニュアルの改善に努めており、お客様からのコメントおよびご忠告をお受けしております。コメントを共有するには、http://docs.sun.com に移動して、「FEEDBACK」をクリックします。

その他の情報

Sun Java System の有用な情報は、以下の場所から入手できます。

Sun 製品資料の検索

Sun 製品資料の検索には、docs.sun.comSM Web サイトだけでなく検索エンジンも使用することができます。その場合は検索フィールドに次の構文を入力します。

<search-term> site:docs.sun.com

たとえば、「Web Proxy Server」を検索するには、次のように入力します。

Web Proxy Server site:docs.sun.com

検索に java.sun.com www.sun.comdevelopers.sun.com などほかの Sun Web サイトも含めるには、「docs.sun.com」の代わりに「sun.com」を検索フィールドに入力します。