Sun Java System Web Proxy Server 4.0.13 リリースノート

magnus.conf ファイルの新しいディレクティブ

この節では、magnus.conf ファイルに新しく追加されたパラメータを一覧表示します。

表 1 magnus.conf ディレクティブ

パラメータ 

有効な値 

説明 

ACLCacheMax

1

ACL キャッシュの設定可能な制限を指定します。この指令により ACL キャッシュのサイズが制限されるため、キャッシュ内に存在していればメモリーの使用率に大きく貢献するはずの古いエントリが、キャッシュから削除されます。 

FtpPoolSize

1 – 65536

FTP 接続プールのサイズを指定します。デフォルト値は 256 です。 

FtpPoolLife

1 – 65536

接続の寿命を秒単位で指定します。これは、監視スレッドによって閉じられるまでに FTP 接続がプール内で未使用の状態を保持している時間です。デフォルト値は 3600 です。 

FtpPoolMonitorThread

OFF

FTP スレッドの機能の監視に関するブール値を指定します。デフォルトは ON です。

FtpPoolMonitorLevel

0

整数値を指定します。0 に設定すると、プール監視スレッドが接続の有効/死んでいるをチェックします。 

1 に設定すると、接続に対して NOOP コマンドが送信され、応答を待機します。応答の取得に失敗すると、プールから接続が削除されます。デフォルトレベルは 1 です。

FtpPoolMonitorInterval

30 – 65536

プールの接続の監視間隔を秒単位で表す整数値を指定します。デフォルト値は 30 です。 

LDAPPoolMonitorThread

ブール型の値を取ります。 

TRUE に設定すると、ldap 接続プールを一定の間隔で監視する ldap プール監視スレッドが作成されます。デフォルト値は FALSE です。

LDAPPoolMonitorInterval

整数の引数を取ります。  

ldap プール監視スレッドが ldap 接続プールを検査する間隔を指定します。デフォルト値は 30 です。

LDAPPoolRevalidate

ブール型の値を取ります。 

TRUE に設定すると、接続プールから取得されたすべての接続は、呼び出し元に渡される前に「再検証」されます。デフォルト値は FALSE です。

PairedConnections

ブール型の値を取ります。 

TRUE に設定すると、サーバーチャネルが特定のクライアント接続専用になる (ペア化される)「接続ペアリング」が有効になります。デフォルト値は FALSE です。

BufferedLogEnabled

ブール型の値を取ります。 

true に設定すると、ある期間中に複数回にわたって生成されたエラーはエラーログに一度だけ書き込まれ、指定された期間中に特定のエラーが実際に生成された回数についての情報が付加されます。デフォルト値は FALSE です。

BufferedLogCountMax

1 – 65536

エラーがエラーログにフラッシュされるまでにエラーを生成できる最大回数を指定します。デフォルト値は 128 です。 

BufferedLogSizeMax

1 – 65536

ログメッセージがエラーログにフラッシュされるまでにログバッファーに格納できるエラーメッセージの最大数を指定します。デフォルト値は 8192 です。 

BufferedLogAgeMax

1 – 3600

ログメッセージが古くなったと判断されてエラーログにフラッシュされるまでに、ログメッセージをログバッファーに置くことができる最大期間を秒単位で指定します。デフォルト値は 300 です。 

BufferedLogFlushInterval

1 – 300

ログメッセージをエラーログにフラッシュする処理を担当するスレッドがログバッファーを検査する間隔を秒単位で指定します。デフォルト値は 30 です。