Sun Java System Web Proxy Server 4.0.13 リリースノート

4.0.13 で修正された問題

次の表に、Sun Java System Web Proxy Server 4.0.13 で修正された問題を示します。

表 4 Sun Java System Web Proxy Server 4.0.13 で修正された問題

ID

概要

6886805 

ftp URL に対する POST 要求の処理中に、Proxy Server 4.0 が CPU 使用率の高いループに陥っているように見えます。これに伴ってメモリー使用量も増加します。

6896637 

ftp HEAD 要求の処理中に Proxy Server 4.0 で CPU 使用率が上昇し、メモリーリークが発生します。

6896640 

server.xml に GC 関連の設定が含まれていない場合、Proxy Server 4.0 が起動中にクラッシュします。

6900117 

SSL/TLS の脆弱性に関する修正を含む NSS 3.12.5 を統合します。 

6905852 

キャッシュサブシステムのバグが原因で Proxy Server 4.0 がクラッシュします。 

6917211 

TRACE 要求に対して Proxy 4.0 でヒープオーバーフローが発生します。 

6917212 

digest authentication の処理中に Proxy 4.0 でバッファーオーバーフローが発生します。

6862976 

Proxy Server 4.0 の「map」SAF は、リモートサーバー上の特定のファイルへのマッピングを許可するべきです。 

6875375 

Proxy Server 4.0 管理 GUI の Cache View (cv) プログラムがクラッシュします。 

6878699 

Proxy Server 4.0.8 で、grpfile ユーザーが複数のグループに属する場合に、このユーザーに関して .htaccess の問題があります。

6885145 


 "HTTP3287: connection limit (XXXX) exceeded, closing socket"

要求が ConnectionQueue のサイズを超えるたびに、Proxy Server 4.0 が上記のエラーメッセージを表示します。

6888184 

Web Proxy Server 4.0.11 で、アップグレード後にインストーラが意味不明なメッセージを表示します。  

6891353 

Proxy Sever 4.0.x で $ 文字が認識されません。 

6895030 

負荷の高い状況で、既存のロックファイルが原因でキャッシュ完了状態が存在しないか、または空である可能性があります。 

6897536 

Proxy 4.0 は現在、「Proxy-support: Session-Based-Authentication」によって保証された動作をサポートしません。 

6898929 

Proxy 4.0.13 は Microsoft Windows 2008 Enterprise Edition をサポートします。 

6900151 

キャッシュオブジェクトのサイズがリモートサーバーで変更されたあとにそのオブジェクトが更新中であり、チャンク化エンコードが使用される場合、キャッシュ完了状態がサーバーのアクセスログに存在しません。 

6901079 

バックエンドサーバーから受信する任意のエラー応答に対して Error ステージを必要に応じて実行するように http client を強化できます。

6906258 

Proxy Server 4.0 は、dbswitch.conf で任意の LDAP 検索フィルタをサポートする必要があります。

6906789 

負荷の高い状況で、破損したキャッシュファイルが Proxy 4.0 のインストールキャッシュに生成される可能性があります。 

6910914 

send-error で URL マッピングが機能しません。

6917873 

ヘッダー名が空の TRACE 要求が原因で、Web Proxy Server 4.0 が不正な形式の応答を返す可能性があります。