OpenBoot 3.x コマンド・リファレンスマニュアル

付録 B 起動可能なフロッピーディスクの作成

この付録では、起動可能なフロッピーディスクの作成に必要な手順を簡単に示します。OS のコマンドについては、マニュアルページを参照してください。また、特定のファイルと、ファイルシステム内のそれらの位置については、該当する OS リリースを参照してください。

  1. フロッピーディスクをフォーマットします。

    fdformat コマンドはフロッピーディスクフォーマット用のユーティリティーです。

  2. フロッピーディスクのファイルシステムを作成します。

    可能な場合は、newfs コマンドを使用して作成できます。

  3. フロッピーディスクを一時パーティションにマウントします。

    可能な場合は、mount コマンドを使用してマウントできます。

  4. cp コマンドを使用して、第 2 レベルのディスク起動プログラムをフロッピーディスクにコピーします。

    たとえば、bootufsboot は第 2 レベルの起動プログラムです。

  5. 起動ブロックをフロッピーディスクにインストールします。

    可能な場合は、installboot コマンドを使用してインストールできます。

  6. cp コマンドを使用して、起動するファイルをマウントしたフロッピーディスクにコピーします。

  7. 可能な場合は、umount を使用してフロッピーディスクをマウント解除します。

  8. これで、フロッピーディスクをドライブから取り外せます。

    可能な場合は、eject floppy を使用します。