Solaris 8 オペレーティング環境の概要

開発者用の役割によるアクセス制御 (RBAC)

Solaris オペレーティング環境に役割によるアクセス制御 (RBAC) が追加されたため、開発者は新規アプリケーションと改訂アプリケーションをきめ細かに保護できます。RBAC は、従来のスーパーユーザーベースのシステムに特有の一括的なセキュリティモデルに代わるものです。RBAC を使用すると、管理者は特権機能を特定のユーザーアカウント (または「役割」と呼ばれる特殊なアカウント) に割り当てることができます。開発者は、特定の ID (スーパーユーザーなど) をチェックせずに、承認をチェックする特権機能を作成できます。

詳細は、『Solaris のシステム管理 (第 2 巻)』と rbac(5) のマニュアルページを参照してください。