Solaris 8 インストールガイド (Intel 版)

インストールを計画する方法


注 -

このマニュアルで説明する手順は、CD を使って Solaris 8 ソフトウェアをインストールする場合の手順です。ネットワークを介して Solaris 8 ソフトウェアをインストールする場合には、手順が異なることがあります。


  1. 次の表に従い、最初に行うべき手順に進みます。

    Solaris のインストールに使用する装置 

    手順 

    使用するシステムに接続されたローカル CD-ROM ドライブ 

    手順 2

    ネットワーク上のリモート CD-ROM ドライブ 

    Solaris 8 のインストール (上級編)』、およびこの章とこの後の各章で説明する手順

  2. 既存の Solaris システムに

  3. 使用するハードウェアがサポートされているかどうかを確認します。

    Solaris 8 ハードウェア互換リスト (Intel 版)』を参照してください。

  4. 使用するシステムがネットワークに接続されている場合は、Solaris オペレーティング環境をインストールするシステムに関し次の情報を収集します。


    注 -

    Solaris がまだシステムにインストールされていない場合は、ネットワークの管理を担当するシステム管理者などから次の情報を入手してください。


    必要なネットワーク情報 

    例  

    情報収集に使用するコマンド (Solaris がインストールされている場合) 

    ホスト名 

    crater

    uname -n

    ホスト IP アドレス 

    129.221.2.1

    ypmatch system_name hosts

    または  

    nismatch system_name hosts.org_dir

    サブネットマスク 

    255.255.255.0

    more /etc/netmasks

    ネームサービスの種類 (DNS、NIS、NIS+) 

    passwd:     files nis
    group:      files nis
    
    hosts:      xfn nis [NOTFOUND=return] files
    networks:   nis [NOTFOUND=return] files
    protocols:  nis [NOTFOUND=return] files
    rpc:        nis [NOTFOUND=return] files
    ethers:     nis [NOTFOUND=return] files
    netmasks:   nis [NOTFOUND=return] files	
    bootparams: nis [NOTFOUND=return] files
    publickey:  nis [NOTFOUND=return] files
    
    netgroup:   nis
    
    automount:  files nis
    aliases:    files nis
    
    services:   files nis
    sendmailvars:   files

    cat /etc/nsswitch.conf

    ドメイン名 

    lbloom.West.Arp.COM

    domainname

    ネームサーバーのホスト名 

    thor75

    ypwhich

    ネームサーバーのホスト IP アドレス 

    129.153.75.20

    ypmatch nameserver_name hosts

    または  

    nismatch nameserver_name hosts.org_dir

  5. 次のソフトウェアグループのうちどれをインストールするかを決め、すべてのソフトウェアをインストールするのに必要なディスク容量を判断します。

    • Solaris ソフトウェアグループ

      ソフトウェアグループ 

      推奨するディスク容量 

       全体ディストリビューションと OEM サポート 2.4G バイト
       全体ディストリビューション 2.3G バイト
       開発者システムサポート 1.9G バイト
       エンドユーザーシステムサポート 1.6G バイト


      注 -

      スワップ空間はディスク容量の推奨値に含まれています。スワップ空間は少なくとも 320M バイト必要ですが、使用可能なメモリーやその他の要因によってはさらに必要になることがあります。Solaris Web Start は、スワップ空間にデフォルトで 512M バイトを割り当てます。


    • 追加ソフトウェア

      必要なディスク容量については、該当するマニュアルを参照してください。

    • ベンダー (Sun 以外) のソフトウェア

      ベンダー (Sun 以外) のソフトウェアのマニュアルを参照してください。

    • ホームディレクトリの容量

      ホームディレクトリには、メール、テキストファイルやデータファイル、アプリケーションファイルなどのユーザーファイルを保存できることを考慮してください。

  6. Solaris のインストールに使用する言語を選択します。

    • プロンプトやメッセージなどのインストール情報を表示する言語を次の中から選択できます。

      • 日本語

      • 英語

      • 中国語 (簡体字)

      • 中国語 (繁体字)

      • 韓国語

      • フランス語

      • ドイツ語

      • イタリア語

      • スペイン語

      • スウェーデン語

  7. 次の CD が手元にあるか確認します。

    • Solaris 8 INSTALLATION MULTILINGUAL CD (Intel)

    • Solaris 8 SOFTWARE 1 of 2 CD (Intel) と Solaris 8 SOFTWARE 2 of 2 CD (Intel)

    • Solaris 8 LANGUAGES CD (Intel)