Solaris 8 のインストール (上級編)

analyze_patches スクリプトを実行するには


注 -

analyze_patches スクリプトを実行するには、NFS またはローカルにマウントされた Solaris 8 Software Update CD 媒体上のスクリプトによって、インストールされたシステムおよび Solaris 8 Software Update CD (またはネットイメージ) にアクセスできなければなりません。


  1. Misc ディレクトリに変更します。

    • SPARC: イメージがローカルにマウントされた媒体にある場合は、次のように入力します。


      # cd /cdrom/sol_8_Update_sparc/Solaris_8/Misc
      

      ここで、Update は、実際の更新識別子 (たとえば、399、599、または maintenance_update_4) を示します。

    • IA: イメージがローカルにマウントされた媒体にある場合は、次のように入力します。


      # cd /cdrom/sol_8_Update_ia/s2/Solaris_8/Misc
      

      ここで、Update は、実際の更新識別子 (たとえば、399、599、または maintenance_update_4) を示します。

    • NFS を介してイメージを使用できる場合は、次のように入力します。


      # cd /NFS_mount_directory/Solaris_8/Misc
      
  2. analyze_patches スクリプトを実行します。


    # ./analyze_patches
    

    コマンド行には、表 5-1 に示すオプションを使用できます。

    表 5-1 analyze_patches のコマンド行オプション

    オプション 

    説明 

    -R rootdir

    rootdir はインストールされたシステムのルートです。これは、デフォルトで / に設定されます。

    -N netdir

    netdir は、インストールされる OS イメージのルートへのパスです。デフォルトでは /cdrom/cdrom0 になります。これは、Solaris_8 ディレクトリを含むディレクトリを指していなければなりません。このオプションは、NFS マウントポイントから patch_analyzer を実行するときに使用する必要があります。

    -D databasedir

    スクリプトが OS イメージの Misc ディレクトリ以外のディレクトリから起動される場合、プログラムはパッチ解析に使用するデータベースを検索できません。-D オプションを使用して、データベースへのパスを指定してください。OS イメージの Solaris_8/Misc/database にあるこのデータベースがないと、スクリプトは正しく動作しません。