Solaris 共通デスクトップ環境 上級ユーザ及びシステム管理者ガイド

エラー・ログの位置

Solaris CDE ログイン画面上で、[オプション] メニューから [復旧セッション] を選択すると、通常の X セッション起動をバイパスして、エラー・ログが表示されるので、ユーザのドット・ファイルで発生する可能性のある問題を修正できます。表 3-1 に、エラー・ログとその位置を示します。

表 3-1 エラー・ログの位置

位置 

エラー・ログ 

/var/dt/Xerrors

ユーザ・ログイン以前の Solaris CDE ログイン・ウィンドウ・システムのエラー

HomeDirectory/.dt/startlog

X セッション.dtprofile.login.profile 中の Solaris CDE 起動エラー

HomeDirectory/.dt/errorlog

X セッション起動後の Solaris CDE エラー

HomeDirectory/.dt/sessionlogs

セッション・マネージャとウィンドウ・マネージャのエラー用のセッション・ログのディレクトリ

システム・コンソール・ウィンドウに表示されるエラーもあります。システム・コンソール・ウィンドウが動作していない場合、代替コンソール・ログ・ファイル名は、時間と表示コードが連結された wscon です。たとえば、次のようになります。

/usr/tmp/wsconAAAa004EE:0.0