フロントパネルのコントロールのポップアップ・メニューと [アイコンのインストール] コントロールを使用して、フロントパネルを大規模にカスタマイズできます。
この節では次のことを説明します。
特定の個人用カスタマイズを回避する方法。たとえば、ユーザがコントロールを削除できないようにする方法など
個人用カスタマイズを元に戻す方法。たとえば、うっかり削除してしまった 1 つのコントロールを復元するよう他のユーザが要求してきた場合の方法など
コントロールが組み込みコントロールの場合は、定義を /usr/dt/appconfig/types/language/dtwm.fp から /etc/dt/appconfig/types/language/name.fp へコピーします。
次の行をコントロール定義に追加します。
LOCKED True
[デスクトップツール] アプリケーション・グループの [フロントパネルの復元] アクションは、ユーザ・インタフェースで行われたフロントパネルのカスタマイズをすべて削除します。このアクションを使用して、フロントパネルのポップアップ・メニューで行なった個人用カスタマイズをすべて削除できます。
個々のコントロールを復元するには、次の手順に従ってください。
HomeDirectory/.dt/types/fp_dynamic ディレクトリで、コントロールを削除したときに作成されたファイルを削除します。コントロールは、削除された元のコントロールと同じ名前になります。
たとえば、アイコン・エディタ・コントロールを削除した場合、fp_dynamic ディレクトリのファイルの内容は次のようになります。
CONTROL IconEditor { ... DELETE True }
サブパネルを削除すると、そのサブパネルとサブパネルの各コントロールに対して、別の動的ファイルが作成されます。