Solaris 共通デスクトップ環境 上級ユーザ及びシステム管理者ガイド

ウェルカム・メッセージの表示

HomeDirectory/.dtprofile スクリプトと Xsession.d スクリプトを参照した後、Xsession は画面をカバーするウェルカム・メッセージを表示します。表示されるウェルカム・メッセージは、カスタマイズしたり、メッセージを完全にオフにしたりできます。dthello クライアントはメッセージを表示するのに使用します。

メッセージ・テキストを変更するには、dtstart_hello[0] 変数を変更することにより dthello オプションを変更します。

dtstart_hello[0] を変更するには、新しい値を設定する /etc/dt/config/Xsession.d スクリプトを作成します。すべてのユーザにその日のメッセージを表示するには、実行可能な sh または ksh スクリプト (たとえば、/etc/dt/config/Xsession.d/myvars) を作成し、dtstart_hello[0] を次のように設定します。

dtstart_hello[0]="/usr/dt/bin/dthello -file /etc/motd &"

同様に、ユーザは HomeDirectory/.dtprofiledtstart_hello[0] を設定することにより、それらのセッションのウェルカム・メッセージを変更できます。

ウェルカム・メッセージをオフにするには、dtstart_hello[0]="" を設定します。

dthello の詳細は、dthello(1X) のマニュアル・ページを参照してください。