Solaris 共通デスクトップ環境 ユーザーズ・ガイド

第 4 章 フロントパネルの使い方

フロントパネルは、CDE デスクトップの「ダッシュボード」つまり制御領域です。これにより、システムのほとんどのアプリケーションに対してポイント&クリックおよびドラッグ&ドロップの方法でアクセスしたり、ワークスペースを切り換えたりできます。また、日時、プリンタの状態などの情報も表示します。フロントパネルをカスタマイズして好きなアプリケーションを組み込んだり、フロントパネルを移動またはアイコン化したりすることもできます。

フロントパネルには、次のような特徴があります。

この章では、次の内容について説明します。

フロントパネルの要素

フロントパネルの構成要素は、メインパネル (デフォルトで表示されます) と、メインパネル上のタブをクリックすると表示されるいくつかのサブパネルです。

図 4-1 メインパネルと開いているサブパネル

メインパネル

メインパネルの中央領域を「ワークスペース・スイッチ」と言います。このスイッチを使うと、他のワークスペースを表示したり、アクションを実行したり、ディスプレイをロックしたり、ログアウトしたりできます。

サブパネル

メインパネルの各コントロール上部に、三角形の印がついたタブがあります。このタブをクリックするとサブパネルが表示され、名前がタイトル・バーに表示されます。

サブパネルには、次のものが含まれます。

ワークスペース・スイッチ

ワークスペース・スイッチには、ワークスペースの切り替え用のボタンとその他のコントロールが含まれます。ワークスペース名を変更するには、そのボタンをクリックして名前を編集します。

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各ワークスペースはディスプレイ全体を占め、ディスプレイに複数の層があるかのように見えます。ワークスペースによって、デスクトップで使用できるディスプレイ領域の面積は広がります。

フロントパネルの基本スキル

この節では、フロントパネルのコントロールとサブパネルの基本スキルを説明します。

フロントパネルのコントロールを起動するには

    コントロールをクリックまたはダブルクリックします。

サブパネルを開くには

サブパネルを持つコントロールは、上部に矢印ボタン (タブ) があります。

    コントロール上部のタブをクリックします。

    Graphic

サブパネルを閉じるには

サブパネルは、元の位置から移動しない限り、ユーザがコントロールを選択すると自動的に閉じます。次のいずれかの方法で閉じることもできます。

フロントパネルのポップアップ・メニュー

フロントパネルの各コントロールには、ポップアップ・メニューがあります。メニューはコントロールによって異なります。

フロントパネルのポップアップ・メニューを表示するには

    コントロール上でマウス・ボタン 3 を押します。

    コントロールのポップアップ・メニューが表示されます。

ポップアップ・メニューの内容

ポップアップ・メニューの内容は、コントロールの動作と位置によって異なります。

メインパネル・コントロール

アプリケーションを起動するコントロールの場合、メニューの 1 番目のエントリは、アプリケーションを起動するコマンドです。メニュー項目を選択すると、コントロールをクリックするのと同じ結果になります。

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また、ポップアップ・メニューに次の項目が含まれる場合もあります。

スイッチ領域

スイッチ領域はワークスペースの一部で、他のコントロールやワークスペース・ボタンに占められていない部分です。

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スイッチ領域のポップアップ・メニューには、次の項目があります。

ワークスペース・ボタン

ワークスペースを変更するには、ワークスペース・ボタンを使用します。ボタンごとに独自のメニューがあります。

Graphic

ワークスペース・ボタンのポップアップ・メニューには、次の項目があります。

サブパネル・コントロール

サブパネルのポップアップ・メニューには、コントロールを現在のメインパネル・コントロールにするコマンドがあります。

サブパネル・コントロールのポップアップ・メニューには、次の項目が含まれます。

フロントパネルのドロップ領域

フロントパネルでドロップ領域として機能するコントロールは次のとおりです。

フロントパネルのヘルプ

ユーザは次の項目に関するヘルプを表示できます。

フロントパネル・コントロールのアイテムヘルプを表示するには

    コントロールのポップアップ・メニューから [ヘルプ] を選択します。

または、次の手順を実行します。

  1. [ヘルプ] サブパネルを表示します。

  2. [アイテムヘルプ] コントロールをクリックします。

    ポインタの形が変わります。

  3. ヘルプを表示したいコントロールをクリックします。

フロントパネルの使い方と構成に関するヘルプを表示するには

  1. [ヘルプ] サブパネルを表示します。

  2. [フロントパネルのヘルプ] コントロールをクリックします。

    ヘルプ・ビューアとフロントパネルのヘルプ・ボリュームが表示されます。

フロントパネルまたはサブパネルを移動するには

サブパネルは、他のウィンドウと同じようにタイトルバーをドラッグして移動できます。

メインパネルは、移動ハンドルを使って移動します。

フロントパネルをアイコン化するには

    フロントパネルのアイコン化ボタンをクリックします。

フロントパネル・ウィンドウ・アイコンには、ワークスペース名が表示されます。

フロントパネルの内容

この節では、メインパネルとサブパネルの内容を紹介します。ユーザのフロントパネルは、別のコントロールや追加のコントロールでカスタマイズされている場合もあります。

メインパネル

メインパネルのコントロールは表 4-1 で説明します。

表 4-1 メインパネル・コントロール

アイコン 

コントロール (サブパネル) 

クリック動作 

ドロップ動作 

インジケータ動作 

 

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時計 (リンク)

デフォルトのブラウザを開く 

なし 

現在の時刻 

 

カレンダ (カード)

カレンダ・アプリケーションを起動する 

アポイント・ファイルのドロップにより、カレンダにアポイントを追加する 

現在の日付 

 

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ファイル・マネージャ (ファイル)

ユーザのホーム・フォルダをファイル・マネージャに表示する 

フォルダのドロップにより、そのフォルダをファイル・マネージャに表示する 

なし 

 

Graphic

テキストノート (アプリケーション)

デスクトップのテキスト・エディタ・アプリケーションを起動する 

ドロップされたファイルまたはテキストをワークスペースに配置する 

なし 

 

GraphicGraphic

メール・プログラム (メール)

デスクトップのメール・プログラム・アプリケーションを起動する 

ドロップされたファイルまたはテキストを [新規メッセージ] ウィンドウに表示する 

新しいメールを受け取ると外観が変わる 

 

Graphic

ロック

表示とキーボードをロックする。システムをロック解除するには、パスワードを入力しなければならない 

なし 

なし 

 

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ワークスペース・スイッチ

ワークスペースを変更する 

なし 

現在のワークスペースを示す 

Graphicアクティビティ・インジケータ (地球の絵) [アクションの実行] ダイアログ・ボックスを表示する

ドロップされたデータ型に対して登録済みのアクション (たとえばブラウザ) を実行する 

システムがアクションを実行中は回転する 

 

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EXIT

現在のセッションからログアウトを開始する 

なし 

なし 

 

Graphic

デフォルト (個人プリンタ)

デフォルト・プリンタのステータスを表示する 

プリンタでファイルを印刷する 

なし 

 

Graphic

デスクトップ・スタイル (ツール)

デスクトップのスタイル・マネージャ・アプリケーションを開く 

なし 

なし 

パフォーマンスメータ (ホスト)

パフォーマンスメータを表示する 

ドロップされたホスト名のパフォーマンスメータを表示する 

一度起動されると、その後のセッションの CPU とディスクのアクティビティを表示する 

 

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ヘルプ・マネージャ (ヘルプ)

ヘルプ情報のトップレベルを表示する [ヘルプ・ビューア] ウィンドウを開く 

マスター・ボリューム・ファイル (*.sdl) をドロップすると、そのヘルプ・ボリュームの [ヘルプ・ビューア] ウィンドウが開く

なし 

 

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ごみ箱

[ごみ箱] ウィンドウを開く 

なし 

空でないときは外観が異なる 

[リンク] サブパネル

[リンク] サブパネルを使うと、Web ブラウザを開いたり、米国 Sun Microsystems, Inc. の Web サーチ・サイト (http://www.sun.com/search/solaris) を表示したり、個人用ブックマークを管理したりできます。

表 4-2 [リンク] サブパネルのコントロール
 アイコン コントロール名 クリック動作 ドロップ動作
Graphic 時計 デフォルトのブラウザを開く URL のデフォルトのブラウザを開く
Graphic Web ブラウザ デフォルトのブラウザを開く URL のデフォルトのブラウザを開く
Graphic 個人用ブックマーク 個人用ブックマークをファイル・マネージャに表示する URL のデフォルトのブラウザを開く
Graphic Web ページを検索 デフォルトのブラウザを開き、米国 Sun Microsystems, Inc. の検索用サイトを表示する なし

[カード] サブパネル

[カード] サブパネルを使うと、カレンダを開いたり、アドレス・カード、ホスト・カード、またはメール・エイリアス・カードを検索したりできます。

表 4-3 [カード] サブパネルのコントロール
 アイコン コントロール名 クリック動作 ドロップ動作
Graphic カレンダ ユーザのカレンダを開き、もしカレンダの表示設定が日表示ならば現在の日付が表示される ドロップされたアポイントをカレンダに追加する
 カードを検索 デフォルトの検索オプションでアドレス・マネージャを開く ドロップされたカードを開くか、デフォルトのオプションでアドレス・マネージャを開いてドロップされたテキストを検索する

[ファイル] サブパネル

[ファイル] サブパネルを使うと、次の操作を実行できます。

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表 4-4 [ファイル] サブパネルのコントロール
 アイコン コントロール名 クリック動作 ドロップ動作
Graphic ホーム・フォルダ$HOME をファイル・マネージャに表示する ドロップされたフォルダをファイル・マネージャに表示する
Graphic フロッピーディスクを表示 フロッピーディスクをドライブに読み込み、ファイル・マネージャに表示する なし
 CD-ROM を表示 CD-ROM をドライブに読み込み、ファイル・マネージャに表示する なし
 属性 ファイルが選択されていない状態で [属性] ダイアログボックスを開く ドロップされたファイルまたはフォルダの [属性] ダイアログボックスを開く
 暗号化 暗号化の対象となるファイルおよび暗号化鍵を指定する 暗号化されていないファイルを暗号化して交換する。暗号化されたファイルを復号化して交換する
Graphic ファイルの圧縮 圧縮の対象となるファイルの指定を指示する 圧縮されていないファイルを圧縮して交換する。圧縮されたファイルを圧縮解除して交換する
Graphic アーカイブ アーカイブの対象となるファイルまたはフォルダを指定する ドロップされたファイルまたはフォルダをアーカイブして交換する
Graphic ファイルを検索 ファイル検索ツールをデフォルト・モードで開く ドロップされたテキストをファイル名またはフォルダ名で検索する

[アプリケーション] サブパネル

[アプリケーション] サブパネルを使うと、ワークスペースのテキストノート、音声ノート、またはテキスト・エディタを実行したり、アプリケーション・マネージャを開いたりできます。

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表 4-5 [アプリケーション] サブパネルのコントロール
 アイコン コントロール名 クリック動作 ドロップ動作
Graphic テキストノート テキスト・エディタをノートモードで開く ドロップされたファイルをワークスペースに入れる
Graphic テキスト・エディタ テキスト・エディタを開く ドロップされたファイルをテキスト・エディタで開く
Graphic 音声ノート オーディオをノートモードで開く なし
Graphic アプリケーション アプリケーション・マネージャを開く なし

[メール] サブパネル

[メール] サブパネルを使うと、メールプログラムにアクセスしたり、[ご意見箱] メールエイリアスにメールを送信したりできます。

Graphic表 4-6 [メール] サブパネルのコントロール
 アイコン コントロール名 クリック動作 ドロップ動作
Graphic メール メールプログラムを開く [新規メッセージ] ダイアログボックスを表示し、ドロップされたファイルを付加する
Graphic ご意見箱 米国 Sun Microsystems, Inc. の Solaris 用デフォルトの [ご意見箱] メールエイリアスに送信するため、[新規メッセージ] ダイアログボックスを開く [ご意見箱] メールエイリアス用の [新規メッセージ] ダイアログボックスを表示し、ドロップされたファイルを追加する

[個人プリンタ] サブパネル

[個人プリンタ] サブパネルを使うと、プリンタの印刷ジョブを表示したり、システムのすべてのプリンタを使って作業を実行したりできます。

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表 4-7 [個人プリンタ] サブパネルのコントロール
 アイコン コントロール名 クリック動作 ドロップ動作
Graphic デフォルト ユーザのデフォルトプリンタの印刷ジョブを表示する ドロップされたファイルをデフォルトプリンタで印刷する
Graphic 印刷マネージャ ユーザのネットワークで使用できるすべてのプリンタの印刷マネージャを開く ドロップされたファイルを選択したプリンタで印刷する。ユーザのデフォルトプリンタ以外のプリンタで印刷するには、この方法が便利

[ツール] サブパネル

[ツール] サブパネルを使うと、デスクトップやワークスペースをカスタマイズしたり、プロセス・マネージャを実行したり、CDE のエラーを表示したりできます。

表 4-8 [ツール] サブパネルのコントロール
 アイコン コントロール名 クリック動作 ドロップ動作
Graphic デスクトップ・スタイル スタイル・マネージャを開く なし
Graphic CDE エラーログxsession 起動後の CDE エラーを格納する $HOME/.dt/errolog ファイルを表示する なし
Graphic ワークスペースメニューのカスタマイズ ワークスペースを変更するよう警告を出し、ワークスペース・メニューをファイル・マネージャに表示する なし
Graphic メニューに項目を追加 [ワークスペースメニューに項目を追加] ダイアログボックスを開く なし
Graphic プロセスを検索 ユーザのワークステーション用のプロセス・マネージャを開く プロセス・マネージャをデフォルトモードで開く
Graphic ホットキーエディタ ホットキーエディタを開く ドロップしたファイルおよびアプリケーションをホットキーのアクションの対象とする

[ホスト] サブパネル

[ホスト] サブパネルを使うと、システム情報を表示したり、ホストのパフォーマンスを監視したり、端末およびコンソールのセッションをホストに表示したり、ホストを検索したりできます。

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表 4-9 [ホスト] サブパネルのコントロール
 アイコン コントロール名 クリック動作 ドロップ動作
Graphic パフォーマンスメータ ユーザのワークステーション上でパフォーマンスメータを開く パフォーマンスメータをデフォルトモードで開く
Graphic このホスト ユーザのワークステーション上で [端末エミュレータ] ウィンドウを開く なし
Graphic システム情報 ユーザのワークステーション上で [ワークステーション情報] を開く ドロップされたホスト名の [ワークステーション情報] を表示する
Graphic コンソール ユーザのワークステーション上でコンソールを開く なし
 ホストを検索 ホストカードを検索するため、アドレス・マネージャを開く ドロップされたホスト名を検索する

[ヘルプ] サブパネル

[ヘルプ] サブパネルを使うと、AnswerBook2 形式のマニュアル、マスターヘルプボリューム (ヘルプ・マネージャ)、フロントパネルのヘルプなどのオンラインヘルプボリュームにアクセスできます。

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CDE を初めて使用する場合

CDE を旧バージョンからアップグレードし、この CDE リリースのデスクトップ機能を理解したい場合は、次の項目を参照してください。

OpenWindows から移行する場合は、次の項目を参照してください。

Microsoft Windows などの他のウィンドウシステムから移行する場合は、次の項目を参照してください。

手順に関するヘルプ

CDE での手順またはタスクの実行方法を知りたい場合は、次の項目を参照ください。

技術的な問題とサポート

システム管理者にとっては、構成と管理の問題の解決には、『Solaris 共通デスクトップ環境 上級ユーザ及びシステム管理者ガイド』(AnswerBook2 用のビューアでもアクセスできます) が役立つでしょう。

既知のバグを調べたいシステム管理者は、米国 Sun Microsystems, Inc. のオンライン情報である SunSolveTM、FAQ、およびパッチサービスへの登録をお勧めします。詳細は、[SunSolve オンライン] をクリックしてください。特殊な問題に関するヘルプについては、[Solaris サポート] をクリックしてください。

表 4-10 では、[ヘルプ] サブパネルのコントロールについて説明します。

表 4-10 [ヘルプ] サブパネルのコントロール

アイコン 

コントロール名 

クリック動作 

ドロップ動作 

 

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ヘルプ・マネージャ (メインパネルのコントロールのコピー)

トップレベルのヘルプ情報を表示する [ヘルプビューア] ウィンドウを開く  

マスターボリュームファイル (*.sdl) をドロップすると、そのヘルプボリュームが開く

 SunSolve オンライン

米国 Sun Microsystems, Inc. のマニュアルおよび FAQ の Web サイト用のブラウザを開く 

なし 

Solaris サポート 

ブラウザが起動され、米国 Sun Microsystems, Inc. のパッチ用ダウンロードサイトが表示される。テクニカルサポートを提供する 

なし 

インフォメーション 

アプリケーション・マネージャで [インフォメーション] フォルダを開く 

なし 

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デスクトップの紹介 

ヘルプボリュームの「デスクトップの紹介」を表示する 

なし 

 

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フロントパネルのヘルプ

フロントパネルのヘルプボリュームを表示する 

なし 

 

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アイテムヘルプ

フロントパネルのアイテムヘルプを表示する。このコントロールをクリックし、次にヘルプを表示しようとするコントロールをクリックする 

なし 

 

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AnswerBook2 

AnswerBook2 のインストールが完了していれば、AnswerBook2 用のビューアを表示する 

なし 

[ごみ箱] サブパネル

[ごみ箱] サブパネルを使うと、ファイルを消去または回復したり、ファイルをシステムから削除 (廃棄) したりできます。

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表 4-11 [ごみ箱] サブパネルのコントロール
 アイコン コントロール名 クリック動作 ドロップ動作
Graphic ごみ箱 [ごみ箱] ウィンドウを開く ドロップされたファイルを [ごみ箱] ウィンドウに移動する
Graphic ごみ箱を空にする [ごみ箱] ウィンドウの内容を廃棄 (削除) する なし

フロントパネルのアプリケーション

この節では、デフォルトのフロントパネルで使用できるアプリケーションについて説明します。その他のアプリケーションは、それぞれの章、オンラインヘルプまたはマニュアルページのどちらかで説明します。

デフォルトの Web ブラウザの変更

フロントパネルの [リンク] サブパネルに [Web ブラウザ] コントロールがあります。このコントロールをクリックすると、デフォルトブラウザが起動します。

ユーザの PATH の順番によりデフォルトブラウザが選択されます (デフォルトでは Netscape ブラウザを起動します)。

netscape コマンドが見つからないときはエラーダイアログボックスが表示され、ブラウザが見つからなかったことが報告されます。

SdtWebClient アクションを利用して、システムのデフォルトの Web ブラウザを起動します。Netscape ブラウザをデフォルトにするには、user-prefs.dt ファイルの (WebBrowser アクションの) MAP_ACTION 設定を次のように変更します。

MAP_ACTION SDtNetscape
user-prefs.dt ファイルを作成するには、/usr/dt/appconfig/types/C/user-prefs.dt ファイルをコピーし、user-prefs.dt という名前で $HOME/.dt/types ディレクトリに保存します。

別の時計を表示するには

フロントパネルの [リンク] サブパネルに [時計] コントロールがあります。このコントロールをクリックすると、デフォルトのブラウザが起動されます。このコントロールを削除してデスクトップにデジタル時計を表示するには、次の手順を実行します。

  1. [リンク] サブパネルを開きます。

  2. [Web ブラウザ] コントロール上でマウスボタン 3 をクリックします。

    ポップアップメニューが表示されます。

  3. [フロントパネルに表示] を選択します。

    メインパネルに [Web ブラウザ] コントロール、サブパネルに [時計] コントロールが表示されます。

  4. [時計] コントロール上でマウスボタン 3 をクリックします。

    ポップアップメニューが表示されます。

  5. [削除] を選択します。

    [時計] コントロールがサブパネルから削除されます。

  6. アプリケーション・マネージャで [デスクトップツール] フォルダを開きます。

  7. [デジタル時計] をダブルクリックします。

    [デジタル時計] アプリケーションが起動し、時刻と日付が表示されます。このアプリケーションをワークスペースに常に配置するには、スタイル・マネージャを使ってセッションのデフォルトとして保存します。

ブックマークの使い方

ブックマークとは、Web の URL を格納するファイル、あるいはブックマークを含むフォルダまたはアタッチメントを指します。ブックマークのアイコンをクリックすると、デフォルトのブラウザで Web ページが表示されます。

CDE ではファイル拡張子 .url を使ってブックマークを示します。アプリケーション・マネージャで [インフォメーション] の [Sample Bookmarks] フォルダ内の [index.html] アイコンをダブルクリックすると、CDE でのブックマークの詳細が表示されます。

個人用ブックマーク

フロントパネルの [リンク] サブパネルには、[個人用ブックマーク] コントロールがあります。このコントロールをクリックすると、ファイル・マネージャの [bookmarks] ウィンドウがデスクトップに表示されます。これは最初は空です。ブックマークを作成して、このフォルダに入れると、これらの URL へフロントパネルから簡単にアクセスできるようになります。

ブックマークの作成

次のいずれかの方法で、ブックマークを作成できます。

http アドレスを持つ URL などの通常使用できる URL を使用して、ブックマークを作成できます。

ブックマークの共有

URL テキストやブックマーク・ファイルまたはフォルダをフロントパネルの [メール] アイコンにドロップすると、メール作成ウィンドウが表示され、対応するブックマークがアタッチメントとして表示されます。

[Web ページを検索] コントロールの使い方

[リンク] サブパネルの [Web ページを検索] コントロールを使うと、米国 Sun Microsystems, Inc. の検索用サイト (http://www.sun.com/search/solaris) を表示できます。このサイトでは、米国 Sun Microsystems, Inc. 上のサイトまたはインターネット上を検索できます。

米国 Sun Microsystems, Inc. およびその製品に関する情報を検索するときは、この検索用サイトを使うと便利でしょう。

[暗号化] コントロールの使い方

[ファイル] サブパネルの [暗号化] コントロールをクリックすると、デフォルトの暗号化アプリケーションを使ってファイルの暗号化と復号化を実行できます。Solaris 製品には暗号化アプリケーション crypt が同梱されています。crypt については、crypt(1) のマニュアルページを参照してください。

ファイルを暗号化するには

ファイルを暗号化するには、次のいずれかの手順を実行します。

    アプリケーション・マネージャの [デスクトップツール] フォルダの [暗号化] アイコンをクリックし、表示されるダイアログボックスでファイルと暗号化鍵を指定します。

    [ファイル] サブパネルの [暗号化] コントロールをクリックし、表示されるダイアログボックスでファイルと暗号化鍵を指定します。

    [ファイル] サブパネルの [暗号化] コントロールにファイルをドロップし、表示されるダイアログボックスで暗号化鍵を指定します。

ファイルは暗号化され、uuencode で変換されてから、元の場所に戻されます。

ファイルを復号化するには

ファイルを復号化するには、次のいずれかの手順を実行します。

    アプリケーション・マネージャの [デスクトップツール] フォルダの [復号化] アイコンをクリックし、表示されるダイアログボックスでファイルと暗号化鍵を指定します。

    [ファイル] サブパネルの [暗号化] コントロールにファイルをドロップし、表示されるダイアログボックスで暗号化鍵を指定します。

ファイルは uudecode で復号化されてから、元の場所に戻されます。


ヒント -

[ファイル・マネージャ] ウィンドウでファイルをダブルクリックして復号化することもできます。


[ファイルの圧縮] コントロールの使い方

[ファイル] サブパネルの [ファイルの圧縮] コントロールでは、デフォルトの圧縮アプリケーションを使ってファイルの圧縮 (zip) および圧縮解除 (unzip) を実行できます。圧縮と圧縮解除は、アプリケーション・マネージャの [ファイルの圧縮] および [ファイルの圧縮解除] アイコンを使って実行することもできます。

Solaris 製品には、圧縮アプリケーション compress が同梱されています。crypt のマニュアルページに記載されているように、このアプリケーションでは適応する Lempel-Ziv コーディングを利用します。圧縮ファイルには、拡張子 .Z がつきます。

ファイルを圧縮するには

次のいずれかの手順を実行します。

    アプリケーション・マネージャの [デスクトップツール] フォルダの [ファイルの圧縮] アイコンをクリックし、表示されるダイアログボックスでファイルを指定します。

    [ファイル] サブパネルの [ファイルの圧縮] コントロールをクリックし、表示されるダイアログボックスでファイルを指定します。

    [ファイル] サブパネルの [ファイルの圧縮] コントロールにファイルをドロップします。

ファイルは圧縮され、拡張子 .Z がつけられてから、元の場所に戻されます。

ファイルを圧縮解除または復元するには

次のいずれかの手順を実行します。

    アプリケーション・マネージャの [デスクトップツール] フォルダの [ファイルの圧縮解除] アイコンをクリックし、表示されるダイアログボックスでファイルを指定します。

    [ファイル] サブパネルの [ファイルの圧縮] コントロールにファイルをドロップします。

ファイルは圧縮解除され、拡張子 .Z が削除されてから、元の場所に戻されます。


ヒント -

[ファイル・マネージャ] ウィンドウでファイルをダブルクリックして圧縮解除することもできます。


[アーカイブ] コントロールの使い方

[ファイル] サブパネルの [アーカイブ] コントロールを使うと、ファイルをアーカイブ (tar) および解凍できます。tar コマンドは、アプリケーション・マネージャの [アーカイブ] アイコン、[Tar ファイルの展開] アイコン、[Tar ファイルのリスト] アイコンを使って実行することもできます。

アーカイブアプリケーション tar は、Solaris 製品に同梱されています。詳細は、tar(1) のマニュアルページを参照してください。デフォルトでは、アーカイブファイルには拡張子 .tar がつきます。

ファイルをアーカイブするには

次のいずれかの手順を実行します。

    アプリケーション・マネージャの [デスクトップツール] フォルダの [アーカイブ] アイコンをクリックし、表示されるダイアログボックスで対象となるファイル名とフォルダ名を指定します。

    [ファイル] サブパネルの [アーカイブ] コントロールをクリックし、表示されるダイアログボックスで対象となるファイル名とフォルダ名を指定します。

    [ファイル] サブパネルの [アーカイブ] コントロールにファイルをドロップします。

ファイルは圧縮され、拡張子 .tar がつけられてから、元の場所に戻されます。

Tar ファイルを展開するには

次のいずれかの手順を実行します。

    アプリケーション・マネージャの [デスクトップツール] フォルダの [Tar ファイルの展開] アイコンをクリックし、表示されるダイアログボックスでファイルを指定します。

    [ファイル] サブパネルの [アーカイブ] コントロールにファイルをドロップします。

ファイルは圧縮解除され、拡張子 .tar が削除されてから、元の場所に戻されます。


ヒント -

[ファイル・マネージャ] ウィンドウでファイルをダブルクリックして展開することもできます。


[ご意見箱] コントロールの使い方

[メール] サブパネルの [ご意見箱] コントロールを使うと、米国 Sun Microsystems, Inc. の製品へのご意見用メールボックスに電子メールを送信できます。

次のいずれかの内容についてご意見をお寄せください。


注意 - 注意 -

[ご意見箱] コントロールは、サービスのレベルを保証するものではありません。解決する必要がある問題またはバグについては、通常のバグ報告手順をご利用ください。


[ワークステーション情報] ダイアログボックスの使い方

[ホスト] サブパネルの [システム情報] をクリックすると、[ワークステーション情報] ダイアログボックスが表示されます。このダイアログボックスには、システム管理者やテクニカルサポート担当者が関心をもつ次のような情報が表示されます。


ヒント -

[ワークステーション情報] ダイアログボックスに割り当てられる物理記憶の量は変更できません。スワップ空間の設定については、swap(1M) のマニュアルページを参照してください。


フロントパネルのカスタマイズ

サブパネルの配置と内容およびメインパネルの内容は、次の方法を使って変更できます。

その他のオプションをカスタマイズするには、フロントパネル構成ファイルを作成または編集する必要があります。これらのオプションについては、『Solaris 共通デスクトップ環境 上級ユーザ及びシステム管理者ガイド』を参照してください。

サブパネル・コントロールをメインパネルに配置するには

  1. メインパネルに配置しようとするサブパネル・コントロール上でマウスボタン 3 をクリックします。

  2. コントロールのポップアップメニューから [フロントパネルに表示] を選択します。

    Graphic

アプリケーション・アイコンと、その他のアイコンをサブパネルに追加するには

どんな型のファイル・マネージャ・アイコンまたはアプリケーション・マネージャ・アイコンも、フロントパネルに追加できます。この機能が最も便利なのは、アプリケーション・アイコンを追加する場合です。

  1. オブジェクトのアイコンをファイル・マネージャまたはアプリケーション・マネージャに表示します。

  2. そのオブジェクトを追加するサブパネルを表示します。

  3. オブジェクトを [アイコンのインストール] コントロールにドラッグし、そのコントロール上にドロップします。

インストールされたアイコンの動作

[アイコンのインストール] コントロールを使用してフロントパネルに追加されたコントロールの動作は、ドロップされたアイコンの型に依存します。

サブパネルの追加と削除

メインパネルのどのコントロールでもサブパネルを持つことができます。

サブパネルを追加するには

  1. メインパネルのサブパネルを持たないコントロール上でマウスボタン 3 をクリックします。

  2. コントロールのポップアップ・メニューで、[サブパネルの追加] を選択します。

サブパネルを削除するには

  1. 削除するサブパネルを持つコントロール上でマウスボタン 3 をクリックします。

  2. コントロールのポップアップ・メニューで、[サブパネルの削除] を選択します。

メインパネルのコントロールを置換するには

メインパネルのコントロールを置換する最も簡単な方法は、サブパネルのコントロールと交換することです。サブパネルがないコントロールの場合は、一時的または永久的にサブパネルを作成できます。

  1. 置換するコントロールにサブパネルがない場合は、コントロールのポップアップ・メニューで [サブパネルの追加] を選択して、サブパネルを作成します。

  2. 新規のサブパネルを表示します。

  3. メインパネルに配置するコントロールがサブパネルにない場合は、サブパネルに追加します。

    詳細は、「アプリケーション・アイコンと、その他のアイコンをサブパネルに追加するには」を参照してください。

  4. サブパネル・コントロールのポップアップ・メニューで、[フロントパネルに表示] を選択します。

ユーザ・カスタマイズをすべて削除するには


注 -

この手順は、フロントパネル構成ファイルを手動で編集する上級カスタマイズには影響しません。


  1. アプリケーション・マネージャを開いて、[デスクトップ・コントロール] アプリケーション・グループ・アイコンをダブルクリックします。

  2. デスクトップ・コントロール (拡張) の [フロントパネルの復元] をダブルクリックします。

    ワークスペース・マネージャの再起動中、画面が数秒間ブランクになります。

[フロントパネルの復元] アクションは、次のいずれかを使って行なったすべてのカスタマイズを削除します。

ワークスペースのカスタマイズ

ワークスペース名やワークスペース数を変更するために、フロントパネルのワークスペース・スイッチを使用できます。

ワークスペース名を変更するには

  1. 名前を変更するワークスペースのワークスペース・ボタンを選択します。

  2. そのボタンのポップアップ・メニューで、[名前の変更] を選択します (そのボタン上で [Shift]+[F10] キーかマウス・ボタン 3 を押すと表示されます)。

    ワークスペース・ボタンがテキスト・フィールドに変わります。

  3. テキスト・フィールドを編集します。

  4. [Return] キーを押します。

ワークスペースを追加するには

  1. ワークスペース・スイッチの任意の領域を選択して、マウス・ボタン 3 を押し、ポップアップ・メニューを表示します。

  2. ポップアップ・メニューで、[ワークスペースの追加] を選択します。

    [新規] という新しいワークスペースが、ワークスペースセットの最後に追加されます。

  3. ワークスペース名を変更します (詳細は、「ワークスペース名を変更するには」を参照してください)。

ワークスペースを削除するには

ウィンドウを含むワークスペースを削除すると、それらのウィンドウは次のワークスペースに移動します。

  1. 削除するワークスペースのワークスペース・ボタンを選択します。

  2. ボタンのポップアップ・メニューで [削除] を選択します (そのボタン上で [Shift]+[F10] キーまたはマウス・ボタン 3 を押すと表示されます)。

ワークスペース・スイッチのコントロールをカスタマイズするには

これは、フロントパネル構成ファイルを作成する必要がある上級タスクです。上級カスタマイズについては、『Solaris 共通デスクトップ環境 上級ユーザ及びシステム管理者ガイド』で説明します。

デフォルトでは、ワークスペース・スイッチには、次の 4 つの位置があります。

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これらのコントロールの 1 つを置換するには、次の手順を実行します ([ブランク] もコントロールとします)。

  1. ワークスペース・スイッチに配置するアプリケーションを [アプリケーション] サブパネルにインストールします。

    たとえば、[システム負荷] コントロールをスイッチに追加する場合は、[デスクトップツール] アプリケーション・グループから [アプリケーション] サブパネルへドラッグします。

  2. コントロールを [アプリケーション] サブパネルにインストールしたときに自動的に作成されたフロントパネル構成ファイルを探します。定義はディレクトリ $HOME/.dt/types/fp_dynamic にあります。

    たとえば、[システム負荷] コントロールを [アプリケーション] サブパネルに追加した場合は、Xload1.fp ファイルが作成されます。

  3. フロントパネル構成ファイルを $HOME/.dt/types/fp_dynamic ディレクトリから $HOME/.dt/types ディレクトリに移動します。

  4. $HOME/.dt/types ディレクトリのフロントパネル構成ファイルを開きます。

    CONTAINER_TYPECONTAINER_NAME を定義する行を次のように編集します。

       CONTAINER_TYPE						SWITCH
       CONTAINER_NAME						Switch
  5. 位置 (POSITION_HINTS) を定義する行を編集します。

    たとえば、[ブランク] の位置にコントロールを配置する場合は、次のように設定します。

       POSITION_HINTS					3
  6. フロントパネル構成ファイルを保存します。

  7. $HOME/.dt/types ディレクトリに別のファイルを作成します。

    ファイル名は .fp で終了しなければなりません。たとえば、$HOME/.dt/types/DeleteBlank.fp という新規ファイルを作成します。

  8. そのファイルを開きます。

  9. /usr/dt/appconfig/types/language/dtwm.fp ファイルを別のエディタ・ウィンドウで開きます。

    このファイルは読み取り専用のため、書き込めません。

  10. /usr/dt/appconfig/types/language/dtwm.fp ファイルで、置換しようとしているスイッチ・コントロールの定義を探します。

    次に、[ブランク] コントロールの定義例を示します。

       CONTROL Blank
        {
        	TYPE					blank
        	CONTAINER_NAME		Switch
        	CONTAINER_TYPE		SWITCH
        	POSITION_HINTS		3
        	ICON					FpblnkS
        	HELP_TOPIC			FPOnItemSwitch
        	HELP_VOLUME			FPanel
        }
  11. 置換しようとしているコントロールの定義を /usr/dt/appconfig/types/language/dtwm.fp から新規の構成ファイルにコピーします。

    たとえば、[ブランク] コントロールの定義を新規ファイル $HOME/.dt/types/DeleteBlank.fp にコピーします。

  12. 定義の最後に DELETE True という行を {} に入れて追加します。

       CONTROL Blank
        {
         ...
         HELP_VOLUME		FPanel
         DELETE				True
        }
  13. ファイルを保存します。

  14. ワークスペース・メニューで [ワークスペース・マネージャの再起動] を選択します。

フロントパネルとマルチスクリーン

Solaris CDE では「マルチヘッド」システム、つまり同一ワークステーションでのマルチスクリーンをサポートしています。このため、CDE のデスクトップに対し領域を効果的に追加できます。デフォルトでは、システムの画面ごとに独自のフロントパネルがあります。

CDE では、フロントパネルは別々に処理されるため、あるフロントパネルに変更を加えても他のフロントパネルには影響しません。詳細は、『Solaris 共通デスクトップ環境 上級ユーザ及びシステム管理者ガイド』の「さまざまな構成」と「フロントパネル拡張機能のカスタマイズ」の章を参照してください。