次のいずれかの方法で、dtterm のフォントを変更できます。
コマンド行からフォントを指定する
リソース・ファイル内でフォントを指定する
コマンド行からメニューのフォントを変更するには、次のように入力します。
dtterm -xrm '*fontList: fontset'
fontset には、フォント・セットを指定します。フォント・セットの指定は、完全な XLFD (論理フォント名、X Logical Font Description) 名リスト、簡易 XLFD パターン、または別名によって指定できます。フォント・セット指定は、実行中のロケールによって決定されます。
たとえば、メニュー・フォント以外に、より大きいフォントを使用するには、次のように入力します。
dtterm -xrm '*fontList:-dt-interface user-medium-r-normal-l*-*-*-*:'
メニュー・フォント以外に、より小さいフォントを使用するには、次のように入力します。
dtterm -xrm '*fontList:-dt-interface user-medium-r-normal-s*-*-*-*:'
たとえば、リソース・ファイル内で dtterm コマンドのフォントを変更するには、次の手順を実行します。
/usr/dt/app-defaults/language ディレクトリの Dtterm のリソース・ファイルを編集します。
Dtterm のリソース・ファイルには、クラス名 (Dtterm) とアプリケーション名 (dtterm) のどちらでも使用できます。
また、LANG 環境変数を設定すると、リソース・ファイルの検索パスに /usr/dt/app-defaults/language ディレクトリが加えられます。language はロケール名です。
LANG 環境変数の設定後、リソース・ファイルの検索パスは、次の 2 つのフォルダになります。
/usr/dt/app-defaults/language/Dtterm /usr/dt/app-defaults/C/Dtterm
使用するフォント・セットをファイルの最後に挿入します。
たとえば、モノスペース・フォントを使用するには、次の行をファイルの最後に挿入します。
dtterm -fn -dt-interface user-medium-r-normal-*-*-*-*