Solaris のシステム管理 (第 1 巻)

デバイスドライバについて

コンピュータは通常、広範囲の周辺デバイスと大量記憶デバイスを使用します。たとえば、各システムには、SCSI ディスクドライブ、キーボードとマウス、磁気バックアップ媒体があるはずです。これ以外に一般に使用されるデバイスには、CD-ROM ドライブ、プリンタとプロッタ、ライトペン、タッチセンサー式画面、デジタイザー、タブレットとスタイラスのペアがあります。

Solaris ソフトウェアは、これらのデバイスと直接には通信を行いません。各タイプのデバイスに異なるデータ形式、プロトコル、および転送速度が必要になります。

「デバイスドライバ」は、オペレーティングシステムが特定のハードウェアと通信できるようにする低レベルのプログラムです。このドライバは、そのハードウェアに対するオペレーティングシステムの「インタプリタ」として機能します。