Solaris のシステム管理 (第 1 巻)

デバイスへのアクセス

システム管理者は、コマンドを使用してディスク、ファイルシステムなどのデバイスを管理する場合、デバイス名を指定する方法を知っている必要があります。通常システム管理者は、論理デバイス名を使用してシステムに接続されたデバイスを表現します。論理デバイス名と物理デバイス名は、システム上でそれぞれ論理デバイスファイルと物理デバイスファイルによって表現されます。

デバイス情報が作成される方法

システムがブートされると、デバイス階層が作成されて、システムに接続されたすべてのデバイスが表示されます。カーネルは、このデバイス階層情報を使用して、ドライバを該当するデバイスに対応づけて、特定の操作を実行するドライバへの一連のポインタを与えます。デバイス階層についての詳細は、『OpenBoot 3.x コマンド・リファレンスマニュアル』を参照してください。

デバイス名の命名規則

Solaris 環境では、デバイスは次の 3 つの方法で参照されます。