Solaris のシステム管理 (第 1 巻)

format データファイルの位置を指定する

format ユーティリティは、次の方法でデータファイルの位置を認識します。

  1. -x コマンド行オプションでパス名を指定した場合は、そのファイルは常にデータファイルとして使用されます。

  2. -x オプションを指定しない場合は、format は現在のディレクトリ内でファイル format.dat を検索します。このファイルが見つかると、データファイルとして使用されます。

  3. どちらの方法でもデータファイルが見つからなければ、format はデータファイルとして /etc/format.dat を使用します。このファイルは Solaris オペレーティング環境と共に出荷されるので、必ず存在するはずです。