Solaris のシステム管理 (第 1 巻)

フロッピーディスクを取り出す方法

  1. フロッピーディスクが使用中でないことを確認します。

    シェルまたはアプリケーションがフロッピーディスク中のファイルやディレクトリにアクセスしている場合、フロッピーディスクは「使用中」であることを忘れないでください。

    フロッピーディスクのすべてのユーザーを検出したかどうかが不確かな場合は (デスクトップツールの背後に隠れたシェルでアクセスしている可能性がある場合は)、「フロッピーディスクが使用中かどうかを調べる方法」に説明されている fuser コマンドを使用してください。

  2. フロッピーディスクを取り出します。


    # eject floppy0
    

    SPARC システムでは、フロッピーはドライブから物理的に取り出されますが、IA システムでは手でフロッピーディスクを取り出す必要があります。ウィンドウを実行している場合は、フロッピーディスクを取り出すように指示する画面メッセージに注意してください。

    フロッピーディスクが使用中の場合は、次のメッセージが表示されます。


        /vol/dev/rdiskette0/noname: Device busy

    この場合は、手順 1 に戻って、誰もフロッピーディスクを使用していないことを確認してから、もう一度それを取り出してください。

    フロッピーディスクが詰まった場合は、紙クリップを伸ばした先端を、ドライブ前面の小さな穴に 3 センチほど挿入し、手で取り出してください。