sacadm コマンドは、ttymon および listen ポートモニターの状態を制御します。次に示す状態があります。
状態 |
意味 |
---|---|
起動 |
デフォルト状態 - ポートモニターは追加されると自動的に起動される |
有効 |
デフォルト状態 - ポートは追加されると自動的にサービス要求を受け付け可能になる |
停止 |
デフォルト状態 - ポートモニターは削除されると自動的に停止する |
無効 |
デフォルト状態 - ポートモニターは削除されると自動的に提供中であったサービスを続行し、新しいサービスの追加を拒否する |
起動中 |
中間状態 - ポートモニターの起動が進行中 |
停止中 |
中間状態 - ポートモニターは手作業で終了過程に入っているが、まだシャットダウン手続きは完了していない。停止状態になるまでの途中の状態 |
非動作中 |
アクティブではない状態 - ポートモニターが強制終了された状態。前の動作状態のときに監視していたすべてのポートがアクセス不可になる。外部のユーザーからはポートが無効なのか、非動作状態なのか区別できない |
障害 |
アクティブではない状態 - ポートモニターを起動して動作状態を維持できない |
特定のポートモニターの状態を知るには、次のように入力します。
# sacadm -l -p portmon_name |