Solaris のシステム管理 (第 2 巻)

構成ファイルの構文

PAM 構成ファイルは、次の構文のエントリからなります。


service_name module_type control_flag module_path module_options

service_name

サービス名 (たとえば、ftplogintelnet など)

module_type

サービスのモジュールタイプ 

control_flag

モジュールの継続または失敗の意味を決定する 

module_path

サービス機能を実装するライブラリオブジェクトのパス 

module_options

サービスモジュールに渡される特定のオプション 

pam.conf ファイルにコメントを追加するには、その行を # (ポンド記号) で始めます。フィールドを区切るには、空白を使用します。


注 -

次の 3 つの状態のいずれかが存在する場合、PAM 構成ファイル内のエントリは無視されます。(1) 行のフィールド数が 4 つより少ない。(2) module_type または control_flag に無効な値が指定されている。(3) 指定したモジュールが見つからない。