コマンド実行時刻を指定して at ユーティリティを起動します。
後で実行させるコマンドまたはスクリプトを入力します。
このコマンドまたはスクリプトからの出力が重要な場合は、後で調べられるように必ずファイルに書き込むようにしてください。
たとえば、次の at ジョブは、7 月 31 日の真夜中に smith のユーザーアカウントから core ファイルを削除します。
$ at 11:45pm July 31 at> rm /home/smith/*core* at> Press Control-d commands will be executed using /bin/csh job 933486300.a at Sat Jul 31 23:45:00 1999 |
特定のユーザーだけがそれぞれの at ジョブに関する待ち行列情報を作成、削除、または表示できるように、at コマンドへのアクセスを制御するファイルを設定できます。at へのアクセスを制御するファイルは /etc/cron.d/at.deny です。ここにはユーザー名が列挙 (1 行に 1 人) されています。このファイルに列挙されているユーザーは、at コマンドにアクセスできません。
Solaris ソフトウェアのインストール時に作成される at.deny ファイルには、次のユーザー名が含まれます。
daemon bin smtp nuucp listen nobody noaccess